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会社の不正VS社畜軍団!江口洋介主演、山一證券破綻を描く本格社会派ドラマ『しんがり』

2015/07/15 07:00 投稿

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Filed under: TV, カルチャー, 世界の社畜から

山一證券の自主廃業を描いた本格社会派ドラマ『連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~』が9月よりWOWOWにて放送されることが決定した。



原作はジャーナリストで元読売新聞記者・清武英利のノンフィクション『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社刊)。1997年11月、四大証券の一角を占める山一證券が自主廃業を発表した。誰もが予想だにしなかった巨大金融企業の破綻は、日本経済に大きな打撃を与えるだけでなく、日本の終身雇用の終わりを告げる事件ともなった。
その要因となった二千六百億円の簿外債務は、いつどのように生まれ、どのように隠しつづけられたのか。役員までもが沈没船から逃げ出す中、最後まで会社に踏みとどまり、真相究明と顧客への清算業務を続けた社員たち。彼らは社内から"場末"と呼ばれ、煙たがられた部署の連中だった。

理不尽な会社の不正への怒りを胸に、すべての社員、顧客、そして家族のため、使命感で自らを奮い立たせる"しんがり"たち。現代社会で働くすべての人々の心を射抜く、熱き社会派ヒューマンドラマの誕生である。

主演は江口洋介。共に闘う仲間に、萩原聖人、林遣都、真飛聖、勝村政信らが。さらに、破綻の元凶を作った会長役に岸部一徳など、個性豊かな演技派俳優が名を連ねる。監督は、迷走する巨大企業の内情を描いた映画『沈まぬ太陽』でメガホンを取った若松節朗。

江口は、「最初に原作を読ませていただいて、12人の社員の方々が成し遂げたことの凄さに感銘を受けました。原作者の方がこの作品はドラマ向きではないとおっしゃるように、このドラマには専門用語や事実の説明も数多く出てきます。しかし、ドラマ向きではないものを、どういう風にドラマらしくしていけばよいのか、山一證券の破綻を追ったドキュメンタリーではなく、人々の心に響く作品になるようにどうすればよいのか、スタッフと話しながら一歩ずつ制作しています」と力強いコメントを残している。

『連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~』は9月20日(日)放送開始《第1話無料放送》
毎週日曜22:00~WOWOWプライムチャンネル
(C)WOWOW

■参照リンク
『連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~』公式サイト
http://www.wowow.co.jp/dramaw/shingari/

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