6月24日の南米選手権準々決勝チリ対ウルグアイの試合に、1-0で勝利しいち早くベスト4入りを決めたチリ。強豪国に打ち勝った開催国の快進撃は大きな話題になっているが、この試合の負けに少なからず影響したと思われる退場処分となったウルグアイのエディンソン・カバーニ。その引き金となったあるチリ選手の行為に「あれは無しだろ?」と全世界で非難があがっている。
https://youtu.be/-aRGKXvQG-I
ここ数日間カバーニにとっては不幸の連続だった。父親が前日に交通事故で逮捕され精神状態が不安定だったにも関わらずチームのためにこの試合に臨んだ訳だが、後半28分チリ代表ゴンサロ・ハラの顔面に肘を入れて一発退場となる。
抗議したことを理由に前半にもイエローを貰っていたカバーニの態度を考えると、イライラしていたと取られてもおかしくないシュチュエーションに大半の人にも見えた筈だが、リプレイシーンを見ると、なんと肘打ちを喰らったというハラがカバーニの肛門に指をいれ「グォングォン」とやってるのだ!さすがにこのセクハラ攻撃に耐え切れずカバーニは振り払っただけ、それにも関わらずハラは大袈裟に倒れこんだため、それを誤解した審判が退場を命じたというのが真相。
正直なところ「カバーニ全然悪くないじゃん?」というこの判定、ネット上でも「勝つためにそこまでするか?」という意見の反面「これは慣れた手つきだな」とハラへのある疑惑も浮上。ちなみにチリ代表のゴンサロ・ハラはドイツ・ブンデスリーガのマインツ所属、岡崎と武藤のチームメイトということで「武藤逃げて!」という意見も並んでいる。
実はハラ、前大会でもウルグアイのルイス・スアレスの股間を握り報復のパンチを食らったもののの、スアレス退場という理不尽なジャッジで話題になったいわば常習犯。敗れたウルグアイのディエゴ・ゴディンは試合後に「ハラに対して処分が下されるべきだ」と主張している。
いずれにしても今回の南米選手権、開催国のチリに寄ったジャッジが多いとの不満も対戦国からも出ているため、このセクハラ常習選手の今後の処分が気になるところだ。
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