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先日開催された全日本プロレス札幌大会で3冠王座を防衛した曙に、故ジャイアント馬場さんの夫人、馬場元子さんから曙にプレゼントされたという馬場さん愛用のキャデラック。巷では「古すぎて維持費が大変だ」といった声もあるが、馬場さんのキャデラックといえばもはやプロレスの世界では有名なメモラビアといえる伝説のクルマなのだ。

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Posted by 全日本プロレスofficial on 2015年6月18日

馬場さんのキャデラックは1967年製のキャデラック・エルドラド、当時最高の高級車の一つで巨大な馬場さんが手狭に国産車を乗り回していたものを、伝説のプロレスラー「人間発電所」ことブルーノ・サンマルチノがプレゼントしたというのは、昭和プロレス・ファンの間でも有名な話。馬場さんはこの大きなクルマを送迎用に晩年まで大事に乗り続けた。元々キャデラックは力道山が乗っていて、それに憧れていたアントニオ猪木も同じくエルドラドを一時期愛車として乗っていたり、故三沢光晴も馬場さんの伝統を受け継ぐように、亡くなるまでキャデラックを愛車の一台に選んでいたなど、プロレスラー御用達のメーカーなのである。

当時としては斬新ともいえるエアコン、オートマ、パワーステアリング、パワーウィンドと最先端の技術が、48年も前の車に全部入りだったというキャデラック。旧車にやたら厳しい日本での維持費も勿論気にかかるが、最新車でも8.4km/Lという抜群の燃費の悪さを誇るキャデラック、67年の車両で210kgの曙太郎が乗った場合の燃費が非常に気になるところだ。

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