人気長寿アニメ『ザ・シンプソンズ』が、実は「未来を予測している」という噂を検証する映像が話題だ。
https://www.youtube.com/watch?v=o0tU9rvjW_E
検証動画ではアニメそっくりの展開で、トップ10形式で紹介していく。以下はその内容だ。
(上段がアニメ、下段が現実の出来事)
1)911(米同時多発テロ)
1997年:シンプソン一家が乗車料金9ドルの超格安バスでニューヨークに旅行。リサが掲げた冊子には、世界貿易センタービルが描かれた"911"に見える表紙が...
2001年:米同時多発テロが発生
2)NSA(アメリカ国家安全保障局)のスパイ行為
1997年:シンプソン家の床板が登場。その中には盗聴目的のケーブルも!?
2013年:CIA元職員エドワード・スノーデンが、NSAが米国民の電話を盗聴し、情報収集をしていたことを暴露
3)馬肉
1994年:バートやリサが通うスプリングフィールド小学校の給食に馬肉が混入
2013年:イギリスの学校で同じことが起きていたと報じられる
4)スマートウォッチ
1995年放送の「Lisa's Wedding」:リサの将来の婚約者がスマートウォッチを使って電話をかける
2013年:スマートウォッチの販売開始
※このエピソードでは「ビデオチャット」や「ザ・ローリング・ストーンズが2010年になってもツアーに出ている」ことも紹介。どちらも現実に
5)オートコレクト(自動修正)機能
1994年:不良少年ドルフがアップル・ニュートン(携帯情報端末)に「マーティンをシメる(Beat up Martin)」と入力。だがニュートンはこれを正しく認識せず、「マーサを平らげる(Eat up Martha)」に自動修正...
その後:オートコレクト機能のおもしろ誤変換はネットで話題に。このエピソードは「キーパッドへのタッチがきちんと機能する」など、iPhoneの設計にも役立ったとか
6)料理油
1998年:ホーマーとバートがキッチンのフライヤーから油を盗み、一儲けをたくらむ
2012年:無認可の運送業者がレストランなどから使用済の油を盗み、油の回収業者が金銭的な被害をこうむっていると『ニューヨーク・タイムズ』紙が報じる
7)ロボット司書
1995年:図書館の司書が人間からロボットに取って代わられる
2011年:シカゴ大学の巨大図書館ではロボット司書が本を探し出してくれる
8)虎の襲撃
1993年:スプリングフィールドがギャンブルを合法化。カジノの観客向けの娯楽にギュンターとエルンストというマジシャンが登場するが、帯同のホワイトタイガーに襲撃された
10年後:ラスベガスでギュンターとエルンストをモデルにしたマジシャン2人が同じくトラに襲われた。1人は首を噛まれたが奇跡的に生還
9)赤ちゃんリンガル
1992年:ホーマーの異母兄ハーブが赤ちゃんの声を言葉にする機械を発明
2009年:スペインの開発業者が泣き声を「空腹」「眠い」など5種類に分析する"Cry Translator"をiPhoneアプリとして発売
10)FIFA(国際サッカー連盟)の汚職
2014年放送の「You Don't Have to Live Like a Referee」:FIFA上層部の人間が汚職事件で逮捕
2015年:FIFA汚職に関連してFBIが14名を起訴。捜査は継続中
※このエピソードではまた、W杯でドイツが優勝。オンエアから3ヶ月後、それは現実に
【参照リンク】
・Top 10 times "The Simpsons" have predicted the future
http://www.blameitonthevoices.com/2015/06/top-10-times-simpsons-have-predicted.html
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