違法薬物を捜索していたはずのアメリカ沿岸警備隊が、2匹のウミガメを救出したというニュースが話題になっている。
https://www.youtube.com/watch?v=YXgA0CcJTWY
6月8日の世界の海の日<ワールドオーシャンズデイ>を記念して、沿岸警備隊はウミガメ救出シーンの映像を公式アカウントで公開した。
ある日、米国カリフォルニア州アラメダから出港した沿岸警備隊は、薬物運搬ルートと思われる海上に謎の物体が浮いているのを確認し、摘発のため調査に乗り出した。しかし、それは釣り糸とブイに引っかかった2匹のウミガメだった。「誰も一言も発しなかったが、我々はすぐに救出態勢に入った」と、ハイラン・ルソー隊員は語っている。
首に釣り糸が絡まっていたウミガメたち。1匹目はすぐに救出できたが、2匹目は釣り糸の絡まり方がひどかったため、救出作業が難航した。体重約70ポンド(約32キログラム)のウミガメを船上に引き上げ、救急医療技士が使用する専門のハサミを使用して釣り糸を切断。無事に救出された2匹のウミガメたちは、元気に泳いで海に還っていった。
ジェリー・レンフロー隊員は「異なるミッションに対しても迅速に対応する沿岸警備隊の能力を証明した良い一例になった」と振り返っている。ネット上でも、野生動物を救出した海の男たちに対して、
「素晴らしい!」
「2匹の生物が再び自由を取り戻して幸せそうに泳いでいったね!」
「ありがとう! 最高の税金の使われ方だ!」
と、賞賛と感謝のコメントが送られている。
【参照リンク】
・http://arbroath.blogspot.jp/
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