こと旅番組というのは 、その土地土地で暮らす一般の人々との交流が多くなるため、「旅人」として出演するタレントのキャラクターにより、その内容が大きく変わってくるものであるが、そうした中、昨日6月15日夜に放送されたNHKの『鶴瓶の家族に乾杯』に、漫画家でタレントの蛭子能収が出演。そのあまりに強烈すぎる「やりたい放題感」がネット上でも話題となっている。
前回出演時に「賑わってる商店街に生きたい」と希望していたという蛭子のリクエストを汲む形で、静岡県富士市を訪れた鶴瓶&蛭子であったが、その散策シーンでは、「旅番組クラッシャー」として知られる蛭子がいきなりの本領発揮。まず、たまたま訪れた洋品店では、そこで働く店員の熟年女性に「すごい化粧変わってますね。面白いです」と、何ら悪びれる様子もなく毒づいたかと思えば、その後も閑散とした店内の中にいた客を見て「あ、ちゃんと買い物してる人がいた」とポツリ。それを聞いた店の人から「一応お店ですから」とツッコミを受けるという展開となったが、こうした蛭子の荒れ球ピッチは通常運転。
そのため、これを観たネット上の視聴者からは「テレ東ならまだしもNHKでもやるのかwww」「安定の破壊王ぶり」「生放送だったら絶対に放送できない事故レベルだわ」といった多くの笑いとツッコミの声が相次いで巻き起こった。
このほかにも、ハンコ屋さんでその店のご主人がその歴史について説明をしている最中に、いきなり「興味ないなー」と呟いたり、昼食後に寄った蕎麦店では、バツイチだというその店のご主人に対して執拗に「どういうような理由でバツイチになっちゃった?」「もう結婚は?」「現在、この人が好きだという人はいらっしゃるんですか?」と、料理そっちのけで不可解な質問をぶつけ続けるなど、安定のクラッシャーぶりを披露した蛭子。どうやら彼にとっては、それがどの局の番組であっても、また、どこの土地の人々相手でも、そのスタンスに変わりはないようだ。
■参照リンク
『鶴瓶の家族に乾杯』公式サイト
http://www4.nhk.or.jp/kanpai/x/2015-06-15/21/24777/
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