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6月15日放送の『5時に夢中!』(東京MX)で、マツコ・デラックスが語ったコメントに称賛の声が相次いでいる。


この日、同番組内のコーナー、『夕刊ベスト8』では、いつものように様々なテーマが取り上げられていたが、その中に登場した日刊ゲンダイの「父親世代の収入を越えられないと考えた若者たちの間に諦めムードが漂っている」という内容の記事(第7位)を紹介。その流れの中でマツコは、アンケートの対象となった20~35歳の会社員の父親世代が、景気の良い「イケイケ時代」に働いていたという実情を踏まえ「お父さんの話を鵜呑みにして、"ああ、日本てれくらいに稼げた国だったんだ..."って諦めてしまうのはまだ早い気がする」とコメント。

さらに、そうした若者たちの多くが、「出世や収入UPを狙うよりも、好きな趣味を楽しんで暮らしたいと考えている」と指摘した記事中の有識者コメントを拾う形で、「趣味に生きるとかさ、その、無理をしないで生きるって言っても、趣味にもお金かかるし、無理をせずに生きようと思ってもお金はかかるわけじゃない?死に物狂いな時期っていうのが、3年4年5年あるだけで、その後の人生ってすごい大きく変わってくると思うのよ。その時期である程度のことを貯金しておくと、あとでそれを使って生きれるから、もう、どんなにきつくても、寝る暇を惜しんで働いたり勉強したりする時期っていうのが、まぁ、人によってそれぞれだろうけども、3年4年5年あるっていうのもすごい大事よ」と、自らの経験を踏まえてなのか、熱のこもった感じで力説した。

こうしたマツコの持論に「これは至言だわ」「なんか自分の身の上を重ねたら少し泣けてきた」「マツコがこういうふうに語ると説得力がすごいよね」と言った声が。番組が放送されたこの日も、『続 あまから人生相談』(ぶんか社)が発売されるなど、独特の視点からフランクな雰囲気で思わぬ本質を突くことに定評のある彼女であるだけに、今後もその発言に注目が集まりそうだ。

■参照リンク
『5時に夢中!』公式サイト
http://s.mxtv.jp/goji/

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