昨日6月11日夜に行われたオリックスvsヤクルト戦の中継で解説を行った加藤秀司氏(67)が、あまりにスゴい脱力系解説をしたと話題になっている。
これは昨晩行われた京セラドームでのオリックスvsヤクルト戦を中継した「J SPORTS2」での番組のことで、加藤氏は試合の展開にあわせる形でアナウンサーから解説を求められると「わからない」を連発。具体的に挙げると、
(1)ナックルカーブという変化球について
(2)ヤクルト成瀬の変化球
(3)オリックス・カラバイヨが交流戦に入ってから打撃不振に陥っている理由
(4)オリックス・安達の打球がなぜ詰まってしまったのか?(2打席目)
(5)オリックス・中島はなぜ外の変化球を見逃したのか(2打席目)
(6)ヤクルト・川端の打席で出されたサインはヒットエンドランだったのか(2打席目)、ランエンドヒットだったのか
(7)ヤクルト・畠山に与えられた四球は敬遠ぎみのものであるかどうか(2打席目)
(8)7回に投球数が100球を超えたオリックス・ディクソンは同回で降板するのか
(9)ヤクルト・上田に 投じられた決め球の球種は?
...という具合に、実に多くの場面において「わからない」で押し通してしまったのだ。
そのため、この日の中継を観ていた野球ファンからは「放送事故じゃねーかw」「ほとんどわからないという解説ってすげーなw」「感想で逃げるとかならわかるけどわからない断言するとかwww」「ある意味これが加藤の持ち味」と、実に様々な声が巻き起こった。加藤氏と言えば、現役時代には通算2055安打を記録し、名球会入りを果たした屈指のヒットメーカーとして活躍し、往年の野球ゲーム『ファミリースタジアム』においても、取扱説明書の中に掲載されている画像にのみその名を彷彿とさせる選手が登場しているという「幻の代打」としても知られているが、ここ数年は、今回のようなリアクションを連発しながらも、ホームラン予告が飛び出すという迷解説が多くのファンの知るところ。これからもそんな同氏の解説に多く の野球ファンが注目しそうな気配だ。
文・福原優也
■参照リンク
加藤秀司 プロフィール
http://meikyu-kai.org/member/batter/hideji_kato.html
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