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6月9日放送のMBSラジオのラジオ番組『アッパレやってまーす!』にて、SKE48須田亜香里が出演し、先日開催された総選挙について心境を吐露した。


須田は、先日の総選挙で昨年の10位から大幅にランクダウンし18位という結果に。本人は神7に入る気満々だったようで、神7入りをした際の原稿も用意していたという。MCのよゐこ濱口から、「俺らの中では神7やもん。ちょっと聞かせてよ」と強引に依頼されると、それに快く応じた須田は、番組内でスピーチを行った。

「SKE48チームEのあかりんこと、須田亜香里です。今日はこのステージに立たせてくださった全ての方へ、そして、今まで出会ってくださった全ての方へ、ありがとうございます」とまずは挨拶を述べた須田。続けて「嬉しいことも、悔しいことも、人生で一瞬しかない時間は、皆さんがいれば、私にとっては一瞬ではなく、一生の宝物になるんです。だからそんなファンの方と、メンバーとまた見たい景色ができました。それはまた、SKE48単独で名古屋ドームのステージに立つことです」と抱負。

さらに、「小さい頃から23歳で結婚することが夢だった」と衝撃発言した後、「今は皆さん知ってのとおり23歳です。なのでこの夢はもう叶いそうにありません。1人の女の子としての夢は、逃してしまいましたが、アイドルとしての夢を、皆さんと一緒に叶えていきたいです。これからも私の恋人はファンの皆さんです」とゆるぎない決意を表明した。

このスピーチに、よゐこ、アンガールズは大絶賛。須田は今回の選挙を振り返り、「アイドルを本当に辞めようと思ってました」と告白。その理由を、「『アイドル 須田亜香里』は、綿密なルールがあり、全部そのルールに従って5年間やってきてたので」と自分が守ってきたものが、否定されたような気持ちになったと語る。

しかし、涙は流したものの悔しくはないと語る須田は、「『悔しい』っていうのは、悔いを残した人が言う言葉だと思うんです。あの涙は、【アイドル須田亜香里】が剥がれ落ちる涙なんですよ」と説明。アンガールズ山根の「それ『前田(カープの前田智徳)は死にました』くらいの名言じゃない?」との突っ込みに笑いながらも、「でも、剥がれ落ちたお陰で、今まで私を縛り続けてた【アイドル須田亜香里】のこうじゃなきゃいけないっていうのが全部無くなったんですよ。だから今、私人間としてまたアイドル始めてるんです」と答えた。

この発言に、よゐことアンガールズは驚きの声とともに「深いなぁ」と感心したようで、須田に「成長したな」と絶賛。アイドルについての想いがあまりに深く、ファンにとっても考えさせられる回になったに違いない。



■参照リンク
『アッパレやってまーす!』公式サイト
http://www.mbs1179.com/yaru/

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