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今年も激戦のうちに幕を閉じたAKB48総選挙。ふたを開けてみれば、上位に関してはほぼ大方の予想通りとなり、特にこれといった波乱もなかった今回の選挙結果であったが、そうした開票結果が中継された6月6日夜、ネット上では思わぬところにファンの注目と批判の声が集まっていた。



それは放送尺の関係で、上位3傑となったメンバーによるスピーチが短くまとめられるなど、大きく「巻き」のかかったものであったという点。そのため、放送時ネット上では、「ひどすぎる」「今年もこのパターンか」といった声が相次いでいた。というのも、昨年も10位であったSKE48の須田亜香里が、6分を超えるスピーチを行い、その内容も、特筆に価するものとは言いがたいものがあったため、結果として上位にランクインしたメンバー用のスピーチ時間が短くなってしまうという事態を招いていたからだ。なお、今回の開票で前年の10位から18位へと転落した須田は、昨年ほどではないにせよ、またもや3分8 秒という長い時間を「独占」してしまっている。

こうした状況についてファンからは、「こんなのどう考えたって放送事故レベルだろ」「これは運営が厳しく言うべき」と、今年も厳しい批判が相次いでいるが、そうした声に混ざる形で、「去年の教訓がまったくいかされていないないよな」「そもそも放送枠自体が小さすぎるだろ」といった批判も。ファンにとってはその順位に関係なく、それぞれが推すメンバーの姿をじっくりと視聴したい1年に1度の大行事であるだけに、来年はこうした声が反映されることを願うばかりだ。

https://youtu.be/Hp4-j6lo_uU


文・藤田智之

■参照リンク
http://www.fujitv.co.jp/akbsousenkyo/index.html

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