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お笑い芸人・伊集院光が、6月1日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』で、現在のアイドル事情について語っている。



ある企画のために、無名のアイドルやタレントのオーディションをすることになった伊集院。その際、まず彼女たちに興味のあることを聞いた伊集院は、「興味のあることが面白い子は使いたいと思う。そこの面白さと、見た目の容姿の兼ね合いで使いたいと思う」と基準を説明、その際に1人気になる子がいた事を明かした。
「そこそこ可愛い子で、好きな食べ物の質問に『里芋』っていうヤツがいた」「超里芋が好きで、色んな質問に対して全部出口が『里芋が定期的に食べられる暮らし』とか」。そんな彼女が面白いと思いつつも、「ただ里芋の企画が何もない」というもどかしさを告白。

そして、現在アイドルがたくさん溢れており、無名な人が入る余地が全くない状況に同情を寄せ、「ノーブランドの子が出てくるとなると、こういう相当里芋が好きでという奴が里芋が大ブームになった時に...。ただそうなると、便乗を狙って里芋が好きだって言ってくるヤツもいるからね」と昨今のアイドルたちが、事務所の指示で無理矢理好きなものを作らされているような状況に言及。「美味しいパン屋さんが好きで、ヒマさえあれば美味しいパン屋さんに行ってますという人は、ちょっと信用できないんだよね。でも里芋は信用できる(笑)。そこを見分けるのが大変だなと思って」と語る。
また最近氾濫するハーフタレントにも言及し、「たぶん、マネージャー教育だと思うんだけど、失礼な物言いを一生懸命するんだよね。タメ口で必ず話してきて」と語り、「『ですます』口調になって、途中で気づいて直したりしてるんだよね」とこぼした。

この話にネット上では、「アイドルに関する考察が興味深い」「薄っぺらいアイドル人口を減らしたいのか」などの声があがりながらも、「里芋好き子ちゃんは山形から売りだしていけばいいのでは」「里芋好きアイドルか。そんなことになってんのかアイドル界」「里芋好きの子が事務所の仕込みだと言うことがわかったら驚く」と、里芋アイドルが気になる声も。

アイドル戦国時代を超えて、人気グループの中にいても個性を発揮しないと厳しい時代に突入している今、個性がどこまで<本物>か、見抜く側も難しい状況になっているのは確かだ。

■参照リンク
JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力
http://www.tbs.co.jp/radio/format/ijuin.html

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