昔の恋人や元夫・妻などが、相手の写真を勝手にネット上に掲載するリベンジポルノ。SNSなどの普及で日本を含む世界中で問題になっているが、この対抗策として自らの体の著作権を取った女性がいる。
遠距離恋愛だった恋人に頼まれ、トップレス姿などのきわどい写真をメールで送っていたヒラリーさん(仮名)。最初は躊躇したというが、恋人から「愛してるんだから、いいだろ?」と言われ、送信していたという。
だが結局、恋人とは破局。ヒラリーさんはその後、元恋人に送っていた自分のきわどい写真がネット上に流出しているのを発見した。何とかしなければと思ったものの、ヌード写真の掲載を違法としているのはアメリカでは17州だけ。ウェブサイトから削除するのは至難の業だった。
そこで彼女は、自分の体の著作権を登録することに。申請には自分の裸の写真を100枚ほど撮影し、管轄の政府機関に送るという皮肉なプロセスもあったが、ヒラリーさんは結局、著作権を取ることに成功した。
とはいえ、この方法も万全とはいえない。ヒラリーさんの場合は撮影者が自分自身だったので著作権が認められたが、撮ったのが他人(恋人や夫・妻など)であれば、逆の結果になっていた可能性もあるそうだ。
【参照リンク】
・http://sourcefed.com
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