Filed under: 国際, スポーツ, カルチャー

ブラジルではサッカーの試合での暴力行為で1年間に132人がけがをし、19名が命を落とすという。そんなブラジルのフーリガン対策が感動的かつ効果的だと話題だ。

https://youtu.be/LpK8BbwZ0ok


ブラジルのクラブ、スポルチ・レシフェがスタジアムでの暴力防止に投入したのは、警官でもガードマンでもなく、フーリガンの母親たち。相手のことなどおかまいなく、ひたすら暴力を加えるフーリガンたちを止められるのは...彼らが尊敬する母親だけだった!

そうして集められたフーリガンの母親たちは、"セキュリティ・ママ"として試合の警備を担当することに。グラウンドには「今日の警備員はファンの母親たちです。リスペクトして下さい」と書かれた横断幕が登場した。
グラウンドから観客席を見張るセキュリティ・ママたち。時折、自分の子供のもとへと向かうママもいる。そして普段はヤンチャなフーリガンたちも母親の前では笑顔になり、感極まって涙する親子もいた。

フーリガンの母親を起用したこのプロジェクトは功を奏し、暴力沙汰はすっかりなりをひそめたという。それだけでなく、親子の絆を深める効果もあったようだ。

Permalink

 | Email this | Comments

RSS情報:http://news.aol.jp/2015/05/20/securitymom/