サイクルロードレース、スイスのツール・ド・ロマンディで、デンバークのジェスパー・ハンセン選手が、サポートカーの開いたドアに激突するという通常考えられない事故にあったシーンが報じられている。
https://www.youtube.com/watch?v=seOOdwuerC0
この日の彼は実についていない。レース前半に多重クラッシュの影響で大幅に遅れ挽回する最中30キロ時点で、この医療スタッフの車に激突。映像を見る限りではレースから遅れ、後ろから自転車がくる気配の無い場面で1台だけ、車の間をぬうように走っており、本当にタイミングが悪かったようだ。
たまたま激突した車に医者が乗っていたため即治療を受けることができたようで、診察の結果左肩を損傷していたという。
https://www.youtube.com/watch?v=Sv1QwPgbreM
この後、ジャスパー選手は根性を見せて15分遅れでゴールに漕ぎ着けたが、ここのところロードレースで車と競技中の選手の衝突事故が相次いでおり、3週間前にもシマノのニュートラルカーがツアー・オブ・フランダースで2度の深刻な接触事故を起こし問題になったばかりで、サポートの車や医療スタッフの車はレース中により慎重な行動が求められるだろう。
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