『マッドマックス 怒りのデス・ロード』主演のトム・ハーディが、シリーズ過去作で主人公マックス・ロカタンスキーを演じてきた先輩、メル・ギブソンとのエピソードを明かした。
1979年の第1作『マッドマックス』は俳優メル・ギブソンの出世作。黒のレザージャケットを着て、V8インターセプターを乗り回す主人公を演じた彼は、新しいヒーローとして注目を浴びた。続編『マッドマックス2』、『マッドマックス/サンダードーム』でも主演を務めたメルギブは、いまやハリウッド俳優、アクション俳優としての確固たる地位を築いている。
そして『怒りのデス・ロード』のトム・ハーディにとって、主人公マックスを演じることは少々プレッシャーでもあったようだ。しかし、同時に「誰だってマックスを演じてみたいに決まっている!」「数あるキャラクター、数あるヒーローの中でも、マックスはある意味でアイコニックなスーパーヒーローの格好をしながらも、スーパーヒーローではない存在。彼はとても独自の英雄的な世界観を持っている」と、かなり興奮を感じたようだ。
そんなハーディはメルギブからランチに誘われて、新作に向けて激励を受けたんだとか。メルはブレスレット(軍事用ナイロンロープを使った手作り!)をプレゼントしてくれたというからちょっと怖いが、その後も電話をかけてきては「自分よりマッド(狂気的)なやつを演じられると思う」と言ってくれたらしい。ハーディは「お世辞でしょ?」と思いつつも、やはり大先輩には頭が上がらないようだ。
狂気のメルギブからお墨付きをもらったトム・ハーディが大暴れする最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、2015年6月20日劇場公開。
https://youtu.be/DWsdx0vmYwY
https://www.youtube.com/watch?v=zenRD8CNaJ0
【参照リンク】
・Mad Max: Fury Road: When Tom Met Mel
http://www.ew.com/article/2015/04/24/mad-max-fury-road-tom-hardy-mel-gibson?hootPostID=353dce3ec72abf84623208b2256bb2f3
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