『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督最新作ということでも話題の映画『チャッピー』から、特別映像が到着した。
https://youtu.be/XBU38MXZ1cs
『チャッピー』は、2016年の犯罪多発都市ヨハネスブルグを舞台に、治安維持のために開発された警官ロボットをめぐるSF映画。研究者のディオンは、スクラップされる寸前の警官ロボットに人工知能「AI」をインストールすることを決意、倉庫からロボットを持ち出す。
同じ頃、ストリートギャングのニンジャ&ヨーランディたちがドラッグをめぐるトラブルで窮地に。パートナーのヨーランディは、警官ロボットを盗んで銀行強盗で一攫千金作戦を発案する。しかし、ロボットを積んだディオンの車は、あっけなくニンジャたちに捕らえられてしまい、彼らのアジトでAIをインストールされたロボットが起動することに...。そして「チャッピー」と名付けられ、まるで人間の子どものように、そして急速に成長し始めていくのだが...。
今回公開された特別動画の中で、ブロムカンプ監督が「自分でも驚く夢のキャスティング。あこがれだった理想的な俳優が揃った」と語るとおり、初めての悪役に挑んだヒュー・ジャックマン、軍事ロボットを開発する企業経営者に扮したシガニー・ウィーヴァー、そしてAIを開発するディオンに『スラムドッグ・ミリオネア』のテーヴ・パテルらが顔を揃えている。
「『第9地区』は衝撃だった」と語るヒュー・ジャックマンは、SF映画に変革をもたらした監督との仕事に興奮を隠さない。初めての本格的な悪役となったわけだが、「ヴィンセントは野心的なキャラクターで演じるのが楽しかった。悪趣味なマレットヘアをしているんだ」と、自ら発案したヘアスタイルで演技を楽しんだ模様。
また、「あのリプリーが現場にいる」と監督自身が憧れていたリプリーこと女優シガニー・ウィーヴァーも参戦。「ニールはあらゆるテクノロジーに精通しているの。『チャッピー』はニールの世界観が見事に表現されているわ」と監督の描く世界観を絶賛している。
人工知能を搭載された兵器ロボットの成長は、人類の理想なのか、それとも敵なのか。
『チャッピー』は5月23日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー
(C)Chappie - Photos By STEPHANIE BLOMKAMP
■参照リンク
『チャッピー』公式サイト
http://chappie-movie.jp/
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