Jホラーを牽引し世界水準に押し上げた二大巨頭といえば、1998年からスタートし、大ヒットを記録し続ける『リング』シリーズと、1999年からスタートし、今年6月『呪怨 -ザ・ファイナル-』で遂にその歴史に幕を閉じる『呪怨』シリーズだろう。この二作のアイコン的存在である、貞子と伽椰子がまさかのタッグを組んだ、『貞子VS伽椰子』の公開が決定したという情報が入ってきた。
人の網膜から侵入するリングウィルスで大量増殖を繰り返す貞子と、"その呪いに触れたモノは命を失い、新たな呪いが生まれる"という怨念の根元・伽椰子。ウィルスVS呪いのバトルの軍配はいったいどちらに上がるのか!?配給会社の壁を越え、全世界注目のドリームマッチがついに実現!今度の貞子はどこから飛び出すのか!?伽椰子は、どこの階段から這い降りるのか!?
...とファンにとっては気になることばかりだが、実はこれ、4月1日のエイプリルフールを記念したジョーク企画だったようだ。よく見ると、ポスター上部のコピーの色が違うところを追っていくと、「映」「プ」「リル」となっており、下部の公開表記には『リング』公開時に超有名になったフレーズ「きっとくる!」に続いて「きっとフール!」...。そしてポスター中央のコピーは1日(イチニチ)と読まず、「ツイタチ」と読めば、なるほど...という内容になっている。
今年6月公開の新作で最終章を迎える『呪怨 -ザ・ファイナル-』宣伝チームが、「この素晴らしいシリーズが終わってしまうのは悲しい。もし次回作があるとしたら何が面白いか」と酒を飲みながらバカ話をしている時に満場一致でたどり着いた企画。たった1日のネタにも関わらず、デザイナーも本気で取り組み、圧倒的クオリティのビジュアルが出来上がった。
4月1日限りのこのジョーク、本ポスターは全国のT・ジョイ系の劇場、イオンシネマにて掲出される予定だ。(一部劇場を除く)
『呪怨 -ザ・ファイナル-』は6月20日(土)全国公開
■参照リンク
『貞子VS伽椰子』公式サイト
http://www.sadako-vs-kayako.jp/
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