昨今、若者の"○○離れ"という言葉をメディアで聞くことが多いが、その一つに若者の車離れも囁かれている。果たして本当にそうなのか?この度株式会社ライフメディアが、車選びに関する調査を、今年4月に就職をする大学4年生約1200名に実施したところ、興味深い結果が発表された。
まず、「運転免許を持っているか」については、81%の人が「持っている」と回答。そして「今後自身で車を購入したいか」については、55%が興味あるとの回答に対し、45%の人が「まったく購入したいと思わない」という結果に。やはりあまり興味がないのか...と思いきや、その車選びに意識の変化が表れているようだ。
調査によると、新社会人の85%がエコカーに興味をもっていることが分かった。理由としては1位「燃費が良いから」(80.6%)、2位「減税されるから」(48.5%)と、新社会人・若者らしく金銭的理由が上位に上がっている。
エコカーの種類の中では、「ハイブリッド車(HV)」(46.5%)がダントツ人気で、次世代エコカー「プラグイン・ハイブリッド車(PHV)」(36.6%)はHVに迫る勢いで2位にランクイン、「電気自動車(EV)」(28.7%)や、話題となっている「燃料電池車(FCV)」(26.1%)を上回る結果となっている。
では、新社会人が購入したいと思う具体的なエコカー(※400万円以下)については、1位は「プリウス(HV)」「アクア(HV)」33.6%と同率1位に。2位は「プリウスPHV(PHV)」33.4%。3位は「フィット(HV)」23.0%。ここでもエコカーの種類と同様、ハイブリッド車が新社会人の間で根強い人気を得ていることが分かる。
一方で、2位にプラグイン・ハイブリッド車、4位に電気自動車、5位にクリーンディーゼルと、新しいエコカーいわゆる「次世代エコカー」もランキングの上位に入ってきており、注目されつつあるようだ。特に免許を持っている社会人の中で購入したい車No.1は「プリウスPHV」(15.8%)となっており、購入タイミングも「5年以内を検討」(16.8%)とのこと。これから自分でお金を稼いでいく中で、具体的な車選びを考えている新社会人は、定番のHVだけでなく、次世代のエコカーも視野に入れて検討しているようである。
ちなみにプリウスPHVについては、先日、試乗体験の声が発表されており、23歳男性は「燃費がとても良い」とコメント。やはり若者の車選びは「とにかく燃費」が主流か。
※画像はイメージです。
■参照リンク
http://toyota.jp/priusphv/001_p_004/life/genejournalist/2week/answer/
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