2月に開催されたグラミー賞表彰式でミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」の楽曲を熱唱し話題となったレディ・ガガ。一般のファンからは「レディ・ガガってあんなに歌が上手かったの?」と普段のポップスとは違うスタイルの歌唱は軒並み好評でしたが、ミュージカル界の重鎮はそうは思わなかったようです。
スティーヴン・ソンドハイムといえば『ウエスト・サイド物語』の作詞や『ローマで起った奇妙な出来事』『スウィーニー・トッド』『イントゥ・ザ・ウッズ』などのヒット作の作詞・作曲などを手がけた、ミュージカル界を代表する人物。84歳のソンドハイムはガガのパフォーマンスを張本勲ばりに「お話しにならない!」「あんなもの茶番だ」と一刀両断しています。
タイムスには「あの半分オペラみたいな歌い方は本当にばかげている。彼女は自分と全く関係ないスタイルで歌っていた。単に色々出来る彼女を人々が好むけれどね」と、本格的ではないガガがそれっぽく歌うのは「ウソっぱちだ」言わんとばかりの厳しい論調。
こんなミュージカル界の大物も発言もあってか「サウンド・オブ・ミュージック」主演を務め当日ガガと同じステージでハグを交わしたジュリー・アンドリュースは「彼女は愛情を込めて歌ったし、あのメドレーで素晴らしい仕事をしたわ」と後日フォローのコメントを寄せています。
https://youtu.be/Sya8uKEOqxg
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