サッカープレイヤーにとって「PKの失敗」は多々ある事。名選手と言われるプレイヤーたちも手痛いPK失敗を数多く経験していますが、下部組織のチームで争うUEFAユース・リーグの準々決勝、ベンフィカ対シャフタール・ドネツク戦で、ベンフィカのロマーリオ・バルデが失敗したペナルティーキックは、チームにとっても本人にとっても痛恨の失敗PKとなりそうだ。
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1-0でベンフィカ・リードで、獲得したPK。キッカーのロマーリオは、軽い助走からシュートに入るかと思いきや、軽くつまずいて右足でボールに触れてしまう。ボールは力なくゴール前に転がり、キーパーは難なくキャッチ。キックの質から「史上最低のPK」とバカにされるだけなら良かったが、この話には後があった。
その9分後シャフタールが1-1で追いつき、試合はPKに。そのPKで5-4でベンフィカは敗れ準決勝進出の夢は絶たれてしまう。
「たられば-」でサッカーを語るのはナンセンスだが、この時に彼のミスが無ければという思いはあるだろう。ネット上でも「試合後の彼とチームメイトの関係が心配」という声もあるが、このような残酷な面も含めフットボールなのである。
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