F1をよりエキサイティングな競技にするべく定期的にレギュレーションの見直しが行われているが、より未来的な見地で描いたレーシングカーの未来のデザインをフェラーリが公開した。
この画像、あくまでフェラーリのコンセプト部門が創作したモデルケースではあるが、より未来的で美しいマシンコンセプトで、フロントのノーズコーン下のトンネルやエアロダイナミクスと剛性を考慮した前方の2段ウイングやサスペンション、より低くなりマシンのリアと一体化したウイングなど、来年2016年にでも対応可能な要素も盛り込んでいるようだ。
近年のF1ではエネルギー回生システムや、テスト制限に代表される開発期間を制限したエンジンの規格変更など、コスト削減を念頭に置いたルール変更が目立つ近年のF1だが、パワフルなエンジンを少ないエネルギーで実現する技術革新や、マシンの視覚的な美しさを取り戻し、より高いレベルのエンターテイメントとして進化させたい、というのがフェラーリの目指すF1の未来のようだ。
■参照リンク
Ferrari - Formula 1 Concept
http://f1concept.ferrari.com/
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