「離婚を前提に結婚しようとする人はいない」とよく言われるが、人生は不確かなことの連続、どう転ぶかなんて誰にもわからない。それは、今から約200年前、イギリスでいうヴィクトリア朝やエドワード朝の時代も同じことだったようで......。
<mirror.co.uk>によると、7万枚以上もの当時の離婚書類がこのほど公開され、その理由が明らかになった。以下はその一部だ。
1869年に離婚を申請したチャールズ・モーダウント準男爵。原因は「妻が複数の男性と関係を持っていたこと」だった。
実業家のヘンリー・ロビンソン氏は妻イザベラの日記を読んでしまい、1858年に三くだり半を突きつけた。そこには「妻と年下の既婚男性との情事」が、こと細かく書かれてあったとか(しかし妻は「作り話よ!」と主張したという)。
ウィリアムとテレサのイェルヴァートン夫妻は2度、秘密裏に結婚。1度はスコットランドで、2度目はアイルランドだった。しかしウィリアムは当時、既にエミリー・フォーブスという別の女性と結婚し、子供までいたことが判明(つまり重婚)。テレサ夫人の訴えは認められ、離婚が成立した。
1876年に男の子を出産したセシリア・ウェストモアさん。だが子供は生後12日でこの世を去る。悲しみにくれる彼女に追い打ちをかけるように、夫トーマスは妊娠中に少なくとも3回、別の女性と関係を持っていた。妻はもちろん夫を訴えた。
最後に1893年に離婚を申請したフランシス・スミスさん。理由は夫の不感症とインポテンツ(!)、またはその他の"欠陥"によるものだったそうで、一連の問題はどんな方法をもってしても治療不能だったとか。哀れすぎる。
当時、離婚申請には高額な費用がかかったためか年に1,200件と、現代の12万件と比べてはるかに少なかったようだ。当時は現代より様々なしがらみもあったことだろうが、相手に愛想を尽かす理由はあまり変わらないようで......。
(参照元:mirror.co.uk)
■関連リンク
ケイティ・ペリーの元夫、ラッセル・ブランドが語る離婚した本当の原因とは...?
離婚経験者が挙げる、キム・カーダシアンの離婚理由
クリステン・スチュワートとの不倫で家庭崩壊? 「スノーホワイト」監督ついに離婚へ[外部リンク]
Permalink
| Email this | Comments
コメント
何時の時代も変わらないw
ん~なんというか孤独に耐えられない人は結婚してるイメージがあるなぁ。
独りでいることに寂しさを感じたことのない身としては、仕事以外で他人の必要性を感じないですね。
まあ、便利になり過ぎた弊害でもあるのでしょうね。
寂しさや見栄で結婚はしたくない。
お互いを尊重しあえる人間に出逢いたい。
人間の愚かさだけでなく、尊さも感じて愛したい。
(ID:1354497)
現代でも離婚税とか課税したらおもしろそうだな
結婚後5年間はいくらとかで