今年も傑作揃いだったスーパーボウルのCM。中でもトヨタUSAのCMは娘を送り出す父親の切なさを描き、涙を誘っている。
車を運転する男性。その助手席には娘らしき女の子の姿が。
「"パパ"であることは、(生物学的な)"父親"になるってことだけじゃない。(自らの)選択なのだ。誰かを傷つけるというよりも、自分自身が傷つく選択でもある」
「周りがおびえていても、己は勇敢でいなくてはいけない。"自分はそこにいるよ"という意思表示でもある。そしてことの善し悪しを、自らの言葉や行動で示していくんだ」
というナレーションと共に、父と娘が歩んできた日々が映し出される。
一緒に遊んだ幼少時代、反抗期で叱り飛ばしたこともあっただろう少女時代、だけどいつでも父親は自分のそばにいてくれた...と思いかえし、女の子は慌てて涙をぬぐう。
そんな父娘の貴重な時間は過ぎ、車は無情にも空港へ。大きなリュックサックを背負った娘が向かうのは大学や旅ではなく、軍隊だった。そして父親は泣きそうになるのをこらえながら笑顔を見せ、自分の人生を歩み始める娘を見送るのだった。
http://youtu.be/Un6uP6cykgo
一抹の寂しさと将来への希望、そして父親の深い愛が感じられるこのCM。見た人からも
「思わずもらい泣きした」
「軍隊ってところが、またつらいな」
「父親だって、泣きたいときはあるさ」
「自分の娘に会いたくなった」
「世の父親に敬意を!」
と、さまざまな思いが寄せられている。
【参照リンク】
・My Bold Dad | Presented by The Bold New Camry | Toyota - YouTube
http://youtu.be/Un6uP6cykgo
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