邦人男性2人の殺害予告映像を公開したISIS(イスラム国)の関係者に対し、その後、twitter上でハッシュタグをつけ、コラ画像を投稿するという、実に不可解なムーブメントが巻き起こっていることについて、その後、ISISの関係者が、こ うした日本人の行為に対して激怒。2人の安否を気にする日本のユーザーからも、批判が相次いでいる。
これは1月20日午後、昨年夏に身柄を拘束された湯川遥菜さんと、ジャーナリスト・後藤健二さんの2人と思しき人物の映像をISISの関係者が公開し、脅迫した直後から巻き起こったもので、この映像のキャプチャ画像を、おもしろおかしくコラージュし、twitter上に投稿するユーザーが続出。その後、こうしたユーザーの中には、ISIS関係者宛にこれらの画像を送り、そのリアクションを楽しむという、にわかに信じがたい行為を行う者まで出る始末であった。
当初は、こうした日本人の行動に対し、さほど敵意を見せなかったISIS関係者であったが、その後、あまりにこうしたユーザーが続出したことに腹を据えかねたのか、日本在住の日本人に対しても、危害を与える可能性について言及。ネット上で強く警告を発するメンバーも出現したことから、一部の心無いユーザーに対し、ネット上では厳しい批判の声が相次いでいる。
文・今岡憲広
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