最近では日本全国で実に奇怪な事件が相次いでいるが、東大阪市の遊歩道に、針金を張って通行人を怪我させたとして、大阪府警河内署は1月19日、同市に住むお好み焼き店手伝いの橘敏和(69)を殺人未遂の疑いで逮捕した。
調べによると同被疑者は、去る1月14日の午後6時55分~7時10分頃にかけ、近くの遊歩道脇に設置してあるフェンスと街灯との間に針金を仕掛け、そこを通りかかった自転車の男性(65)を怪我させた疑い。この針金は1.5メートルほどの高さに張られていたことから、極めて殺傷能力の高い状態にあった模様だ。
69歳の高齢者による、このにわかに信じがたい犯行内容に、ネット上からは「こええ...」「こんなのが近くにいたらたまったもんじゃねえよな」「どこのゲリラだよ」「マッドマックスを思い出した」「戦争映画でもこういうの見たことあるわ。装甲車の上から顔出してた将校の首が飛ぶやつ」「時々こういう事件起きるけどなんでなん?」「69歳のお好み焼き屋店員...」「意味がわからんから怖いわ」と数多くのどよめきの声が。
逮捕後、「張ったのは間違いないが、人を殺すためではない」と容疑を否認しているというこの容疑者。動機が一切不明であることや、模倣犯が出現する可能性も含め、近隣住民はもとより、多くの人々に不安を恐怖を与えている。
文・今岡憲広
※写真はイメージです。
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