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新ドラマ『問題のあるレストラン』女優の魅力がハンパない件 男が守るべき3つのルールとは

2015/01/16 22:00 投稿

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Filed under: TV, 芸能, 深夜, かわいい, 連載

1月15日から放送をスタートしたフジテレビ系の新ドラマ『問題のあるレストラン』が話題だ。事前に「男社会に反旗を翻す女性たちの奮闘物語」「思いっきりスカッと笑えて思わずホロッと泣ける女性応援コメディー」とあったことから軽いだけの作品かと思いきや、そこは『最高の離婚』の坂本裕二脚本だけあって軽さの中に重さが、重さの中に軽さのある絶妙なバランス感覚。そしてその脚本を形にする、主演の真木よう子をはじめとする女優陣の魅力が尋常ではなく、第一話放送終了時点ですでに虜になる視聴者が続出しているのだ。


「女性が輝ける社会」という分かり易すぎるフレーズを恥ずかし気もなく高らかに謳う男性への懐疑が、この『問題のあるレストラン』にはある。それは突き詰めれば「男性」と「女性」で世界を分かり易く区分しようとする態度そのものへの疑問であり、そもそも分かり易すぎる言葉が使われるとき、そこには必ず隠された意図がある。『問題のあるレストラン』はむしろ世界の分かりづらさを豊潤さと捉えようとしているわけで、そこにこそ坂本裕二作品の芯の強さがある。

もちろん作中におけるブラック企業での男性主権、セクハラ王国の描かれ方はデフォルメされており、全てが事実であるわけではない。だが事実でないからと言って完全に虚構というわけでもない。傷ついた者が世界をどう見るか、結果としてどう見たのかはその傷ついた者にしか分からない。『問題のあるレストラン』第一話におけるセクハラの場面は、第三者的な客観視点によるものではなく、傷つけられたと感じる人物からの一人称的な問わず語りだと考えることもできる。それを虚偽だと言って男性側から突っぱねることも出来なくはないが、しかしその態度はやはり、ダサいというほかないのではないか。

それはともかく。『問題のあるレストラン』の魅力というか魔力は坂本裕二脚本にだけあるわけではない。とにかく真木よう子をはじめとする女優陣がその演技と存在感で抜群にキュンキュンさせてくれて、もうっ!と言うほかないのですよ皆さん! はっきり言ってこの女優たちの完璧な布陣を楽しめるというだけで「女性が輝ける社会」という言葉がいかにしょうもないかが証明されている。女性はそもそも、輝いている。お前が産まれるずっと前から。今になって何を言ってるんだという話であり、それを形にする女優陣が『問題のあるレストラン』には出演している。

そこで本日は、この新ドラマ『問題のあるレストラン』の素晴らしい女優たちに対して、男性はどう観るべきなのか、守らなくてはいけない3つのルールを紹介したい。男性社会という狭い檻の中で一生を過ごすと決めた男性は守らなくても良いだろう。だがそうでない男性は守ったほうが良い。そうでなければ、真木よう子演じる田中たま子のような素敵な女性から嫌われちゃうぞ!

【1】真木よう子のキュートさに気を失わないこと

この作品で主役の田中たま子を演じる真木よう子だが、おそらく真木よう子史上最強にキュート! こんな真木よう子を待ってました!感がものすごくて、彼女の一挙手一投足に目を奪われているだけで1時間などはあっという間だ。顔立ちが整っているのとどことなくクールなイメージがあるためそういった役が多かった彼女だが、今回は「カッコいい」よりもむしろ「可愛い」女性であり、それがもう抜群にハマっている。

第一話では同級生を傷つけたセクハラ野郎どもに天誅を食らわせるわけだが、あくまでも自分の意志ではなく友人の代わりにというのがキモだ。空滑りしていない。だからこそ人として愛おしい。これまでの真木よう子を見て「叱られたい」もしくは「軽蔑されたい」という願望を持っていた視聴者も、この愛らしい田中たま子に対しては「友人になりたい」もしくは「力になりたい」と思うのではないか。

そのキュートさに気を失わないことは極めて重要なのだが、もう一点気をつけなくてはならないのは、抜群のプロポーションに視線を奪われないようにすること。「結局そういう目線で見てるんだよね」と信頼を一気に失いかねない。美しいバストラインに心を持っていかれそうになるのは男の性というものだが、そこはぐっと堪えて、よこしまな気持ちが訪れるたびに自分の横っ面を殴打するぐらいの気概が必要である。

そして制作記者会見のときに「嫌いな男は?」と問われた際に「お金を無心する男」と答える真木よう子は本当に最高!

【2】高畑充希の女子力に籠絡されないこと

自身が女であることを言わば諦めていて、男性社会で我慢しながら男を手玉にとって生きていくことを決めた女性、川奈藍里を演じるのが高畑充希だ。いわゆるゆるふわガール的な存在なのだが、これがまた小憎らしいくらいにハマっている。実際のところこういうタイプの女性が苦手だという男性は少なくはないと思うが、高畑充希が本気を出してきたら、間違いなく口説かれる自信はある。なぜならば、男は馬鹿だからだ。

またこの川奈藍里の年齢が26歳という設定なのが生々しい。高畑充希自身は現在23歳なのだが、「26歳にしては若々しい」という見え方になっているのがすごい。説得力がある。繰り返すが男は馬鹿であり、そして馬鹿であることに気付いていないほどに馬鹿なのであり、馬鹿だと思われているなんてことは想像さえできないほどに大馬鹿だ。川奈藍里はそれを分かったうえで23歳程度の幼さを演じているわけであり、実に恐ろしい。女性の凄みを彼女はひとり背負っている。

彼女が田中たま子たちと触れ合うことでどう変わっていくのかはドラマの中でも最も注目すべき点の一つだろう。男性社会という檻の中で暮らす男どもと同様、川奈藍里もまた、自らが造り上げた檻の中にいる。彼女がいかにして救われるべきかは『問題のあるレストラン』で間違いなく描かれるはずなので、今のうちからハンカチを用意しておきたいものだ。

【3】松岡茉優や二階堂ふみと喋れるようハロー!プロジェクトを勉強しておくこと

この『問題のあるレストラン』で注目すべきは、ハロー!プロジェクトのファンを公言している女優が多数出演しているところにある。中でも松岡茉優は重度のハロヲタとして知られており、以前TBS「WADAIの王国」に出演した際にモーニング娘。の鞘師里保ファンであることを表明。「鞘師さんとハグしたいですか?」という問いに対して「バカ言え!」と即答で拒否した姿はファンのあいだでも語りぐさだ。最終的にドッキリで鞘師とハグした際に「超良い匂いする」と感激するところまで完璧なヲタっぷりを見せつけ、大きな話題を呼んだ。

ほかにも二階堂ふみは、これも重度のハロー!プロジェクトファンとして知られる劔樹人が出演する映画「劇場版神聖かまってちゃん」に出演するなどファンからは非常に近しい存在であり、第一話で出演した主人公の同級生役を演じる菊池亜希子はモーニング娘。の工藤遥を推していることを普段から表明している。なぜか木曜よる10時のフジテレビに、実力のあるハロヲタ女優陣が大集結しているのだ。

そもそも脚本の坂本裕二はドラマ『最高の離婚』で尾野真千子と真木よう子にモーニング娘。の「シャボン玉」をカラオケで歌わせたという『前科』もあり、誰かの何かしらの意図があってこういったキャスティングになった可能性もある。撮影の合間でハロー!プロジェクトの話になることは間違いない。仲間に入るため、きちんと勉強しておいて「レストランと言えば天空のレストランですよね。荒井清和さんのイラストがわりと特徴も捉えてて」的なトークネタは準備しておいたほうが良いだろう。というか、正直、そういう話をしたいという願望を抑えるのが難しい次第だ。そしてやはり、ハロー!プロジェクトは最強なのだった。

<結論>
以上、長々と書いてしまったが、フジテレビの新ドラマ『問題のあるレストラン』は間違いなく今クール必見の名作なので、間に合うなら是非ご覧になってみてはいかがだろうか。今なら第一話は無料配信中。『問題のあるレストラン』の女性たちの仲間を一人でも多く増やすという意味でも、どうかお薦めさせていただきたい。

■参照リンク
『問題のあるレストラン』公式サイト
http://www.fujitv.co.jp/mondainoaru_restaurant/

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