先頃、青森県にある店舗で、客が購入したチキンナゲットにビニール片のようなものが混入していたことが明らかとなり(http://news.aol.jp/2015/01/05/mcdonalds/)、該当製品の販売を中止することを発表したマクドナルドであるが、その後、それら対象商品の99%が、既に販売済みであることが判明。現在、ネット上では厳しい批判の声が巻き起こっている。
ことの発端は、去る1月3日、青森県三沢市にあるマクドナルド三沢店において、同店で購入したチキンナゲットを男性客(25)が口にしたところ、数センチ程のビニール片のようなものが混入していることに気づいたというもの。しかもその後、去る12月31日に、都内の店舗でも同様の事例が発生していたことが明らかとなり、同社はこれらのナゲットが製造されたタイの加工工場で、問題の発見されたナゲットと同日に生産された製品について、販売中止にすることを決定していた。
しかしその後の調べにより、この加工工場で同じ日に生産され、販売中止の対象となっているナゲット19万食のうち、既に99%が販売済みであることが判明。実質的に「中止」となったのはわずか1%に過ぎないことが明らかとなると、ネット上からは「なるほど、売り切ってから販売中止を決めたわけか」「自主回収しないのかよ」「正月にマック食っちゃったよ」「マック行かなくてよかった」と、厳しい批判の声が相次いでいる。今後の展開にも注目が集まりそうだ。
文・葛西敦規
■参照リンク
http://www.mcdonalds.co.jp/news/150106.html
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