年末はスポーツ系のテレビ番組に出ずっぱり、アイドルが出演する歌番組にもゲスト出演と「こんなにテレビ出ていて大丈夫なの?」という余計な声も出始めているヤンキース・田中将大投手。いつもにこやかにアイドルを見つめる姿は「俺たちそのもの」と最初の頃は微笑ましく見守ってきたアイドルファンたちが、ここへ来て「節操がないDD」と牙を剥き始めた。というのも田中が「俺たちと違う人」とやっと気付き始めたことにもあるようだ。
ももクロファンを自称し、楽天時代から共演や、ももクロがらみの番組などにも出演メンバーとも交流を深めていた田中だが、"アイドル好き"が浸透したせいもあるだろう、AKB48からハロプロまで横断する露出が目立って来た田中をいつの間にかネット上で"D.D.田中"と揶揄する論調が沸き起こる。
「DD」とは「誰でも大好き」の略、"G.G.佐藤"にかけたナイス過ぎるネーミングだが、巷では「アイドルと結婚したドルオタとか嫉妬運命不可避だからしょうがない」「あれだけ稼いでるやつが1グループしか推しちゃダメという方がおかしい」など、"結局有名人だからな"ということで話は落ち着きそうだが、結局自分の推しアイドルと共演する田中を非難する勢力が出てくるのも、それだけ"アイドル好き"というのが世間一般にも通ったからだろう。
特にももクロ・ファンのモノノフがDD田中バッシングを強めているようだが、最近では"乃木坂推し"という見出しがスポーツ新聞を飾ったこともあるだろう、ファンから見たら「前はモノノフって言ってたのに結局誰が好きなんだよ?」となってしまうのかもしれない。本人が言う通り、田中本人は特定の誰推しということは一度も語ったこともなく、昔から縦断して色々なアイドルを応援する「アイドル文化全般」が好きな人という印象。
結局のところ"ももクロ好き""AKB好き""乃木坂好き"といい始めたのは、各アイドルを売りたい事務所やレコード会社、見出しが付け易い新聞紙各社で、田中自体はむしろプロモーションに協力している側だということを忘れてはならない。様々なしがらみが増えてアイドルを楽しめなくなったら、本当に気の毒な話である...。
■参照リンク
田中将大 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/tanaka-masahiro/
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