毎年この時期になると、神社の賽銭を狙った泥棒に関する話題が相次ぐが、このほど逮捕された賽銭泥棒は、なんともおかしな形で逮捕された。
兵庫県警長田署は1月3日、神戸市長田区にある長田神社の境内にて、賽銭として納められていた現金1100円を盗んだ疑いで、住所不定無職の男(66)を逮捕したことを発表した。調べによるとこの男は、同日の午前7時頃、拝殿前に設置されていた蓋のない賽銭箱(縦2メートル×横12メートル×高さ1.3メートル)の中に入り、盗みを働いていたところを、同神社の神職が発見し、現行犯逮捕されたとい う。
この「賽銭箱の中で賽銭泥棒が逮捕される」という、全国的に見ても極めて珍しい事件に、ネット上からは「まさかの賽銭ダイバーw」「これは許してやりたいw」「蓋ない12メートルの箱なら中に金ほとんどないのわかったろうになんで入ったんだw」「自分を神に捧げたのか」「即身成仏にでもなりたかったか?」「どんな罰ゲームだよw」「人間UFOキャッチャーかよ」「見なかったことにして蓋しとけ」「おいおい大丈夫か 神様かもしれないだろ?」と、多くの苦笑と呆れ声が。
なお、同神社では前日の夜に賽銭の大半を回収しており、犯行時にはほとんど賽銭は残されていなかったとのことだ。
文・藤井一成
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