今年の紅白、松田聖子と嵐のトリに、妖怪ウォッチ、アナ雪、サザンの緊急参戦と見所がいっぱいですが、やはり何といっても中森明菜の復活です。先日放送された『SONGS』でも特に反響が大きかった中森明菜、80年代のベストアルバムも凄い売れました。ということでちょっとベストを絞るのは厳しいながら「ベスト・オブ・中森明菜」前編です。
■「スローモーション(1982)」「少女A(1982)」
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=AMCRPkAiflY
やはりデビュー曲の「スローモーション」は明菜伝説の始まりの曲ということでマストです。来生えつこ/来生たかおの鉄壁ラインの作詞・作曲ですが、最初からゴリ押しとかでなかったので初動は58位最高位30位にとどまっており大ヒット曲ではなかった訳ですが、やはりスタンダードといえるでしょう。
続く「少女A」が本当の意味でブレイク曲。不良っぽいキャラを確立して一気にトップアイドルの仲間入りをした曲。
アンサーソングとして五月みどりが「熟女B」を出しましたが今だと芸能事務所同士で大揉めになるような事案。牧歌的な時代だったのでしょう...
■「セカンド・ラブ」(1982)
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=rk21hx-byS8
ここから常に1位の快進撃の始まり。来生えつこ/来生たかおのソングライターコンビによる最高傑作の一つといえる曲。未だにカラオケ番組などでも歌う歌手がいるスタンダード。シングルの中でも1番売れたのはこの曲です。
■「禁区」(1983)
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=WTZrPSwxwNM
大沢誉志幸作曲の「1/2の神話」(1983)、「トワイライト -夕暮れ便り-」(1983)と常勝時代に、イエロー・マジック・オーケストラの細野晴臣に手がけたテクノ歌謡を投入。歌謡曲の枠をより実験的に切り開く大英断ともいえる一曲。
■「サザン・ウインド」(1984年)
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=bCDOMb466Lg
これも黄金時代の一曲。作曲が当時、安全地帯でブレイクしたばかりの玉置浩二の作曲。前年に「ワインレッドの心」がリリースされ玉置浩二にとっても最初のキャリアハイの時代の一曲といえます。
■「飾りじゃないのよ涙は」(1984年)
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=nRPNR6RqWKc
井上陽水作曲、中森明菜の一曲を選ぶのは中々難しいですが、3曲選ぶとしたら「飾りじゃないのよ涙は」は挙げられるのではないでしょうか。実際、中森明菜のシングルでも3番目に売れた曲で、色々な人にカヴァーされています。
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