映画が誕生してから120年。<therichest.com>ではこれまで観客に幾多もの名作を届けてきた製作会社の中から、ビジネス的に好調な会社を金額でピックアップしている。
11位 ドリームワークス SKGスタジオ: 1億8,090万ドル(約215億円)
1994年にスティーヴン・スピルバーグ、ジェフリー・カッツェンバーグ、デヴィッド・ゲフィンによって設立。代表作は『シュレック』シリーズほか多数。
10位 ワインスタイン・カンパニー(TWC): 1億8,172万6,400ドル(約217億円)
ボブ&ハーヴェイ・ワインスタインが2005年に設立。『スパイ・キッズ』や『○○絶叫計画』、『スクリーム』シリーズなどで知られる。昨年の収益に比べると60%以上ダウンしたというが、それでもベスト10内に入る強さだ。
9位 ライオンズゲート: 4億2,041万9,393ドル(約500億円)
1997年設立。最初のヒット作は2000年の『アメリカン・サイコ』だった。その後も『華氏911』や『ホテル・ルワンダ』、『クラッシュ』、そして『キック・アス』といった傑作を世に送り出している。
8位 パラマウント: 8億8,202万2,462ドル(約1,050億円)
1912年に設立された、ハリウッドの伝説的なスタジオの1つ。代表作は『ティファニーで朝食を』や『めまい』、『ローズマリーの赤ちゃん』、近年では『タイタニック』や『フォレスト・ガンプ 一期一会』、『アイアンマン』シリーズなど。
7位 ユニバーサル: 9億5,626万7,478ドル(約1,139億円)
パラマウント同様、1912年に誕生した巨大スタジオ。古くは『アラバマ物語』や『グレン・ミラー物語』といった不朽の名作で知られ、最近では『ボーン』『ワイルド・スピード』といったメガヒットシリーズを当てている。
6位 ソニー/コロムビア・ピクチャーズ: 11億8,181万9,246ドル(約1,407億円)
代表作は『イージー・ライダー』や『タクシー・ドライバー』、『サタデー・ナイト・フィーバー』など。現在はソニー傘下のコロムビア。まず1920年に設立され、1987年にコカ・コーラが買収。89年にソニーに買収された。
5位 ワーナー・ブラザース: 13億1,148万8,764ドル(約1,562億円)
映画部門のワーナー・ブラザース・ピクチャーズは1923年に設立。40年代から50年代は『カサブランカ』や『キー・ラーゴ』、『欲望という名の電車』、『ダイヤルMを廻せ!』など多くの名作を生んだ。最近のヒット作は『ハングオーバー』シリーズや『インターステラー』だ。
4位 ブエナ・ビスタ: 13億9,550万9,401ドル(約1,664億円)
『ライオン・キング』をはじめ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『アイアンマン』シリーズで知られる。『アナと雪の女王』のメガヒットも記憶に新しい。
3位 MGM:約15億3,000万ドル(約1,824億円)
1924年に設立され、ハリウッドの黄金期を知るスタジオ。『ベン・ハー』を筆頭に、『オズの魔法使い』『風と共に去りぬ』『サンセット大通り』『ロッキー』など、今なお愛される名作で知られる。
2位 20世紀フォックス: 15億6,025万3,473ドル(約1,860億円)
1935年に設立。『三銃士』や『怒りの葡萄』、『紳士協定』『サウンド・オブ・ミュージック』といった往年の名作を世に送り出した。最近のヒットシリーズは『X-MEN』や『ナイト ミュージアム』。2015年3月にはシリーズ3作目『ナイト ミュージアム エジプト王の秘密』が日本でも公開される予定だ。
1位 ディズニー: 約17億8,000万ドル(約2,121億円)
堂々の1位は1923年設立のディズニー。『白雪姫』や『ピノキオ』、『リトル・マーメイド』に『ファインディング・ニモ』、『美女と野獣』など、数多くのヒット作で観客を虜にしてきた。2012年にはルーカス・フィルムの買収により、あの『スターウォーズ』シリーズをも手中に収めるなど、その勢いはとどまるところを知らない。
【動画】http://youtu.be/erLk59H86ww
【参照リンク】
・The 11 Biggest Studio Money Makers in Hollywood - TheRichest
http://www.therichest.com/business/companies-business/the-11-biggest-studio-money-makers-in-hollywood/
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