最近ではCGを使った映像がネット上に数多く投稿されるようになり、信じられないような内容の映像を観るたびに、それが実写なのかCGなのかの見分けがつきづらくなってきているが、今回ご紹介する映像は、まさにそんなタイプの代物だ。
これは「ジェットマン」として知られるイブ・ロッシーさんと、エアロバティックの世界チャンピオンとして活躍しているベレシュ・ゾルタンさんが、先頃、中東・ドバイでアクトバティックフライトに挑戦した際の映像。ご覧頂ければ一目瞭然だが、背中に2mもの大きさの翼と、総重量55kgにも及ぶジェット推進装置を背負ったジェットマンたちは、曲芸飛行を続ける飛行機と共に実に美しい空中ショーを展開していく。しかも、その舞台となっているのは、上空5000フィート。とてもではないが、そう簡単にできる行為ではない。
【動画】http://youtu.be/wIElAMEetys
かつて大ヒットしたハリウッド映画『アイアンマン』のワンシーンを彷彿とさせるこの映像は、 言うまでもなく、完全に実写。今や、我々人類における現実的な日常は、CGで描かれる幻想的な世界と比較しても、さして変わらぬほどの驚くべき進化を遂げているようだ。
文・島田克彦
| Email this | Comments