ハードワーカーたちが集ってお互いの社畜ぶりを称え合う忘年会「年忘れ!ハードワーカーズだョ!全員集合全員集合2014」が、イベントスペース・アーツ 千代田(東京都千代田区)で開催された。我がハードワーカーズの総帥・嶋浩一郎氏とビューティフル・社畜・ライフ・コンサルタント中川淳一郎氏によるトー クセッションが行われたほか、今年最も働いた人を称える賞「HARDWORKERS OF THE YEAR 2014」も発表された。
今年一年を締めくくる忘年会といえば、お世話になった人へ感謝の気持ちを述べる場であり、ハードワーカーたるもの忙しさを理由に欠かすことができない行 事。しかし、夜に開催すると普段の業務が回らなくなってしまうのは言語道断だ。そこでハードワーカーズの忘年会は日曜日の朝8時から開催。ハードワーカーにとって優しい開催時間なのだ。
中川氏による乾杯から始まった同イベント。同氏の「行くぜ!」の掛け声に続いて全員で「日付変更線の向こうへ!!」の掛け声をあわせ、約50名の参加者たちは、ビールを片手に今後も「日を跨ぐまで帰宅しないこと」を誓った。
イベントが始まると、参加者たちは一斉に名刺交換から行い、中にはペンとノートを持ち出して、忘年会の場でありながら先輩社畜から教えを受ける人の姿もあった。ハードワーカーたるもの、どんな場面だろうが仕事に対する姿勢は崩してはいけないのだ!
嶋氏と中川氏によるトークイベントでは、「仕事があるのはビールのおかげ」と中川氏。それに対して嶋氏は『ビール』というタイトルの本を鞄の中からすかさず取り出して、本の紹介をするとともに仕事のあり方についての持論を展開。両氏は、およそ30分間にわたってトークを繰り広げ、参加者たちに向けて熱くエールを送った。
また、会場の中から2014年のNo.1社畜を決める「HARDWORKERS OF THE YEAR 2014」では、同日7時半まで仕事をしていた3名に受賞が決定。受賞者うちの1人は、「気付いたら落ちてることはよくある。今日もこのあと仕事です」とNo.1社畜に相応しいコメントを披露した。
同イベントに参加した人の中は、「ここにいる人たちは日本人の鏡。ぜひほかの人も見習ってほしい」(20代女性会社取締役)、「来年は、No.1社畜を目指します」(20代女性OL)と話す人も。参加した人たちがお互いを称えあった今回の忘年会。来年はどんな人がNo.1社畜になるのか今から楽しみだ。
なお、同イベントが終了したのは午前10時すぎ。仕事が大好きなハードワーカーのこのあとの行き先は当然決まっている。30代男性会社員は「もちろんこれから職場に戻って仕事です」と話す。また別の30代男性会社員は「僕らのテーマは、"行くぜ日付変更線"ですからね。その目標は今も変わりません」と意気込みを語った。参加者は全員、清々しい表情で会場を跡にして仕事へと戻って行ったのだった。
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