2014年も残すところ1ヵ月を切り、今年もいろいろあったなあと各自振り返ることも増える時期と思われる。そんな中、今年を代表する「ワースト謝罪会見」なるものが発表され、なんとも感慨深い面々がベスト5入りしている。
この調査、広報・メディア対応の専門誌「広報会議」が、危機管理の専門家の監修のもと選んだ2014年1月~10月に発生した企業・個人の不祥事15事例をもとに、全国の男女500人(20~80代)を対象にアンケート調査を行ったもの。
ベスト5を見てみると、5位は、個人情報が流出したベネッセコーポレーション(31.8%)、4位は使用期限切れの鶏肉を使用していたマクドナルド(35.0%)と、大企業が続けてランクイン。ベネッセには「個人情報を大量流出させておきながら、その後の対応がよくない」、またマクドナルドのほうにも「会見が反省しているように見えなかった」と厳しい声が寄せられている。
トップ3は、今年日本全土を震撼させたあのお三方の登場だ。
3位は、佐村河内守氏ゴーストライター謝罪会見(36.6%)。「会見で逆切れする姿も衝撃だった」「結局耳は聞こえているのか?」など、最後まで世間を煙に巻いていた感大だった。
【動画】http://youtu.be/PlDlg4IZwAs
続く2位は、海外でもその衝撃会見の様子がニュースで取り上げられるなど、ワールドワイドにその名を知らしめた、野々村竜太郎元県議、政務調査費不正使用会見(47.6%)。確かにこの号泣会見はかなりの衝撃だった。ネットではコラ画像が蔓延、女子高生らの間では野々村氏の物まねプリクラが流行するなど、世代を超え注目を集めた。
【動画】http://youtu.be/Xbchlq8St4I
そして1位は、過半数の67.4%を獲得した小保方晴子氏のSTAP細胞論文をめぐる会見。「STAP細胞はあります!」という名言を残したこの会見、世間からは「科学研究の世界がこんなにお粗末だったとは...」という呆れ声しか聞こえなかったが、こちら検証実験は終了し、今後はデータ分析を行い、その結果が発表される予定だ。
【動画】http://youtu.be/HTieD4fqVqc
| Email this | Comments
コメント
コメントを書く