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先日、ドラフトで指名されて以来11年に渡り活躍したカンサスシティ・ロイヤルズを去り、来年からオークランド・アスレチックスと3年総額3000万ドル(35億5000万円)の大型契約を結んだビリー・バトラー。そんなバトラーが長年住み慣れたカンサスシティのファンに向けて地元新聞ザ・カンサス・シティ・スターへ感謝の言葉を綴ったお別れの一面広告を家族と連名で出し大きな話題となっている。

Billy Butler and family thank Kansas City fans in today's print edition #Royals pic.twitter.com/yRW3eSMGxs

- The Kansas City Star (@KCStar) 2014, 11月 27

今年、ロイヤルズのワールドシリーズ進出の立役者の一人と言われた叩き上げ選手の一人だったバトラー。カンサスシティの象徴的選手がこの地を去る理由は、シーズン中の打撃不振でのオプション破棄に伴う、FAでの移籍オファーでより良い条件を得たからだが、それでも愛するカンザスシティーのファンとの別れは名残惜しいもののようだ。

感謝祭の日にバトラー・ファミリーが出した広告にはこんなメッセージが記されている。

「2004年にこの旅が始まったとき、私はカンサスシティ・ロイヤルズのファミリーになる事がどんなに幸せなことになるか思いもしなかった。
最初からこの街のコミュニティは私や家族を大事扱い愛してくれました。(オーナーの)グラス家、フロント、全てのスタッフの皆さん全員に感謝します。皆さん無しに私の素晴らしい経験や機会は有り得なかった。ロイヤルズのチームメイト全員にも、皆がいなければ今日の僕はここにはいない。
そして10年間変わらぬ支援をしてくれた大事なファンの皆さんへの感謝。カンサスシティの素晴らしいコミュティは、僕のHit-It-A-Ton財団(バトラーが行っていた貧しい人たちへの食料支援の団体)への惜しみない協力をしてくれました。その他にも色々あるけれど私たち家族はカンサスシティロイヤルズの一員だったことへの誇りを感じています。

ありがとうカンサスシティ
ビリー、ケイティ、ケネリー、カーシン・バトラー」

今年29年ぶりのワールドシリーズ進出とミラクルを見せてくれたカンサスシティ・ロイヤルズ。バトラーの退団は非常に残念ですが、彼が去っても新天地での活躍を皆祈っていることでしょう。

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