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演奏中のオーケストラの奏者が、頭からティンパニに突っ込むという、にわかに信じがたい映像が、現在、ネット上で話題となっている。



今回、この衝撃的な映像の「主役」となったのは、パーカッショニスト・渡邉理恵さん(35)。彼女はマウリシオ・カーゲル(1931~2008)作曲の『ティンパニとオーケストラのための協奏曲』を演奏していたが、実はこの曲、譜面を見ると、演奏のラストで、「奏者がティンパニに顔を突っ込む」という、なんとも不可思議な指示がなされているのだ。

【動画】http://youtu.be/pW3XlJ_XYSM


無論、この映像で用いられているティンパニは「突っ込み用」にアレンジされたもので、表面は紙に張り替えてあるそうだが、そうは言っても「頭からの突っ込み」は、なかなかのインパクト。そのため、現在、この映像を見たユーザーからは「マジかwww」「観客のリアクション知りたいわw」「思っていた以上にマジだったw」「これからは飛び込み女子が流行りそうだな」「是非ティパドンを流行語に」などといった声があがっている。

なお、この実に迫力ある演奏シーンを披露してくれた渡邉さんは、ドイツ在住の打楽器奏者で、ドイツのカールスルーエ州立音楽大学を卒業後、演奏活動を行いながら、エットリンゲン市立音楽学校で若手の指導にもあたっているという、若きスゴ腕の奏者。今回の動画により、彼女自体にも注目が集まっているだけに、今後も目が離せなさそうな気配だ。


文・島田克彦

【動画】
マウリシオ・カーゲル「ティンパニとオーケストラのための協奏曲」with Rie Watanabe
http://youtu.be/pW3XlJ_XYSM

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