とかく、海外には物珍しいタイプの研究を行う人が少なくないが、このほど、ドイツにあるゲッティンゲン大学の研究者らによると、本当にそうであるかは別として、他人から見たときに「頭の悪そうに見える顔」と「賢そうに見える」があるのだという。
これは男女それぞれ40人の顔写真を元に行われた検証により浮かび上がってきたデータで、「頭がよさそうな顔」と認識されるのは、両目が少し離れ気味で、鼻が大きく、口角がややあがり気味で、かつ、全体的にシャープな顔立ちの人。逆に、「頭が悪そうに見える」とされるのは、両目の距離が短く、鼻も低く、口角は下がり気味で、全体的に丸みを帯びて顎が大きい顔立ちの人なのだという。
この研究結果について、日本のユーザーからは「誰だよ俺の似顔絵描いたやつ...」「あいつ頭悪いと思ったらこのタイプだったわ」「鏡を見た俺氏終了のお知らせ」「そうか、俺が結婚できないのもこのせいか...」「なんとなくわかる気がするわw」「学校でムカついた歴代の教師はみんなこの顔だわ」と、実に様々な声が相次いでいる。
なお、今回の研究成果を発表したチームによると、こうした知性に関する要素と、いわゆる「モテる」「モテない」といった要素や、「安心感を与える」or「与えない」といった要素の相関関係は見られないとのこと。まともな研究であるとはいえ、我々の日常生活においては、あくまで「ネタ」程度に捉えておくほうが賢明だと言えるかもしれない。
文・遠山勤
■参照リンク
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0081237
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