世界最高峰のベーシストと称されるベテラン、ネイザン・イーストが30年以上のキャリアにして初のソロアルバム『NATHAN EAST』を携え、11月10日(月)から13日(水)まで来日。東京・大阪にて自身初となるソロ公演を行った。
ビルボードライブ(東京・大阪)にて4日間に渡り計8公演が開催された今ツアーでは、各公演毎に豪華ゲストが招かれ、11月10日(月)はJAY'ED、11日(火)は小田和正とTOKU、13日(水)は杏里が参加。ネイザンと以前から交流がある日本の実力派アーティストたちが駆けつけ、共に圧巻のステージを繰り広げた。JAY'EDはファレル・ウィリアムズの大ヒット曲「HAPPY」とDaft Punkの「Get Lucky」を熱唱。ネイザンが"日本の兄弟"と呼ぶ小田和正は、自身が『NATHAN EAST』に提供した楽曲「Finally Home」を演奏し、杏里は名曲「オリビアを聴きながら」を、ネイザンの美しいベースにのせて歌い上げた。
そして、各公演のアンコールではバラード曲「America the Beautiful」が演奏されたのだが、10日行われた東京公演では曲がはじまるとステージ後方のカーテンが開き、美しい夜景をバックが広がるというちょっとした演出も。会場は静かな感動と幸福感で包まれていた。
ネイザンの来日は今回で実に69回目。大の親日家として知られる彼のベースには、日の丸がデザインされているほどだ。公演を終えたネイザンはファンに向けて、「これまでずっと叶えたかったソロとしてのデビュー公演を、日本という第二の故郷で達成することができた」と語り、喜びを噛み締めていた。
(photo by : Jun Sato)
<ネイザン・イースト 11月10日(月)@ビルボードライブ東京公演 セットリスト>
101 Eastbound
Can't Find My Way Home
Sir Duke
Letter From Home
April
Overjoyed
Happy
Get Lucky
Daft Funk
America the Beautiful
【参照リンク】
・ネイザン・イースト オフィシャル・サイト(英語)
http://nathaneast.com/
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