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アイリッシュ音楽の生演奏が心地よいミュージカル『Once(ワンス)』が日本初上陸!

2014/11/12 12:30 投稿

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Filed under: 国内, 国際, 音楽, 映画, デイタイム, アフター5

ここ最近、検索する人が急増中な舞台がある。今月末から開幕するブロードウェイミュージカル『Once(ワンス) ダブリンの街角で』だ。



日本初上陸となる『Once(ワンス)』は、同名のアカデミー賞受賞映画(邦題:Once ダブリンの街角で)をベースにしたミュージカル。2012年にトニー賞で最優秀新作ミュージカル作品賞を含む8部門を受賞し、2013年にはグラミー賞ベスト・ミュージカル・シアター・アルバムのほか、多くの賞を獲得している文句なしの傑作である。



その魅力は、なんといっても舞台上で演奏される"生の音楽"だろう。舞台となるアイリッシュバーのセット上で、役者全員が実際にアイリッシュ音楽を演奏するところから物語は始まる。オーケストラやバンドはなく、出演者自身がギター、ピアノ、バイオリン、アコーディオン、ドラムなどを演奏しながら歌やダンスを披露するのだが、"音楽"が作られていく過程を丁寧に誠実に描くことで主人公たちの感情を見事に表現しているのだ。

とにかく、劇中で奏でられる音楽(アイリッシュミュージック)が最高で、しかも開演前と休憩中には観客が舞台に上がり、セットのバーで実際にドリンクをオーダーできるというのだから、このミュージカルがいかに革新的なものであるかが想像していただけるだろう。

そんな大注目のミュージカル作品が、本場ブロードウェイの<バーナード・B・ジェイコブス劇場>(1078席)よりもステージに近い<EX シアター六本木>が誇る最高の音響設備で、さらに贅沢な900席という空間で鑑賞できるという、文字どおりプレミアムな公演となっている。



なお現在、日本語プロダクションが予定されているとのことだが、時期や出演者は未定。果たしてどんな俳優がキャスティングされるのか業界内でもかなり話題になっているので、そのあたりも要注目だ。

『Once(ワンス) ダブリンの街角で』は11月27日から12月14日まで、<EX シアター六本木>で全24回公演。問い合わせは、キョードー東京(0570-550-799)まで。

<写真クレジット>
(C)Joan Marcus

【参照リンク】
『Once(ワンス) ダブリンの街角で』オフィシャル・サイト
http://once-musical.jp/

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