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スペインのバルセロナとパンプローナを舞台に、まるで自分が旅を疑似体験しているかのような感覚を味わうWEBドラマ、「フィエスタ~SDカードが記憶を呼び覚ます~」。現在、Youtubeで全5話が配信中だが、そのナレーションを俳優の遠藤憲一が担当。激シブの声は今作でも健在だが、「本当のこと言うとナレーション、苦手です」と本人は笑って否定する。



作家ロバート・ハリスの脚本による同作は、美しい景観やフラメンコダンス、迫力満点の牛追い祭りなどを撮影したデジタルカメラによる臨場感満点の映像と、パンプローナを旅する男の心情を朗読する遠藤のナレーションが魅力の一作。遠藤は、「旅をしている高揚感とか、その街の熱気を吸収している時とか、なるべく心の中を動かして、台本を読むようには心がけてはいましたね」とコツを説明。観る者を一気に誘うパワーボイスが最高だ。

20年間放浪したという旅のプロ、ハリスによる脚本は、まるで自分が旅をしているような気分に。「旅をして解放されていく心情、女性との出会い、働いてみるとか、そういうエピソードを、街を紹介しながら見事なバランスで書かれているストーリーだなと思いました」と評価を贈る遠藤も、実は旅の魅力を知る一人。映画の撮影で海外ロケは多いものの、自由な旅はご無沙汰、だそうだ。「旅が好きですが、最近はプライベートでは海外には行けてないですね。若い時分は放浪癖があったので、時間があれば無目的で旅をしたいですね」。

旅への想いも乗ってか、渋い声のナレーションが今作でも炸裂。上手く語るコツを聞いてみると、「いや、本当のこと言うとナレーション、苦手です(笑)」という意外な返答が。実は苦手意識が強いために、何度も練習して収録に入るという。「今回は時間があったので、感情の動かし方とか、勉強にもなりましたね。自分の中で何回も練りながら臨めたので、なんとか落ち着いてナレーションの収録を終えました。でも本当に不得手なんですよ(笑)」。



東芝EXCERIA presents WEBドラマ 「フィエスタ~SDカードが記憶を呼び覚ます~」
スペイン・バルセロナとパンプローナを舞台に、美しい景観やフラメンコダンス、また迫力満点の牛追い祭りなどを通して、まるで自分が旅を疑似体験しているかのような感覚を得ることが出来る。

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