レギュラーシーズン優勝から、まさかのクライマックスシリーズ4連敗で日本シリーズ進出がかなわなかった読売ジャイアンツ。あまりにアッサリと敗退してしまったことで、ファンはもとより、評論家などからも厳しい声が相次ぐ中、選手たちが見せたリアクションに、現在、さらなる批判が集まっている。
稲葉さんの涙にもらい泣き。 本当にお疲れ様でした!
- 澤村 拓一 (@sawamura_h) 2014, 10月 20
まず、批判の矛先となったのは、CSファイナル第2戦に先発し、負け投手となった澤村拓一。パ・リーグCSファイナル最終戦で、日ハムが敗退し、今季で引退を表明している稲葉が無念の涙を見せたシーンが中継などで映し出されると、「稲葉さんの涙にもらい泣き。本当にお疲れ様でした!」とツイート。どこかCS自体が他人事であるかのようにさえ映りかねないこの発言に、「敗退の原因をどう考えているのか?」「謝るのが先」「泣いてる場合かよ」「あなたって確か危険球退場した方ですか?」「泣きたいのはこっち」「火に油を注ぐとはこのこと」と強烈なバッシングに見舞われた。
また、ファイナル最終戦当日も、多くの巨人ファンが見守るなか、中継画面に映し出され、多くのファンを激怒させたのは、主将・阿部の「あくびをしているかのような表情」。これについても、ファンからは「凡退直後のベンチでこれや」「流石にタイミングが悪すぎる」と、ファンからの呆れ声が漏れ聞こえてくる。
いずれのケースにおいても、当事者からすれば、決してそんなつもりはなかったといったところだろうが、それでも、悲願の日本シリーズ進出を目指し、ファンもチームも一丸となっていた時期に、こうしたリアクションを見せたのでは、大きな批判を浴びてもおかしくないハズ。大方の予想よりも遥かに早くストーブリーグへと突入してしまったジャイアンツ。来期の巻 き返しのためには、まずはこうした部分から気を引き締めて、臨んで頂きたいところだ。
文・大久保直樹
【参照リンク】
https://twitter.com/sawamura_h/status/524176483409854464
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