一連のブラック問題で、深刻な人手不足が続く牛丼大手「すき家」(ゼンショーホールディングス)の、いわゆるワンオペ問題について、独自の調査・提言を行っている「ブラック企業対策プロジェクト」は、都内で展開中の同社の店舗2店で、ワンオペ勤務が続行されている実態が新たに明らかとなったことを公表した。
同団体事務局の佐藤学(27)氏によると、問題の店舗では、調査時に一人で勤務していた店員の証言により、この2店でワンオペが行われている実態が確認されたという。同店ではこの秋から、深夜のワンオペを余儀なくされる人手不足の店舗について、深夜営業の休止を実施しはじめたばかり。そのため、ネット上では「またか」という声を中心に、多くのユーザーから呆れ声が相次いでいる。
「知ってた」
「安定のワンオペ」
「うちの近所もコアタイムだけ2人いるけどな」
「やっぱ時間帯に関係なく1人勤務ってダメだろ」
「一時期2人入ってた店も最近は1人のこと多いよね」
「店、減らせばいいんだよ」
「さすがにもう聞き飽きた」
「すき家からすれば勝手に調査すんなよっていう話なんだろうけどなw」
「もうだめかもわからんね」
「パワーアップとは一体なんだったのか」
すき家では、去る9月13日にも強盗未遂事件の発生したことで、女性店員による未明のワンオペ勤務が明らかとなったばかり。今回の公表結果を受け、「実情を調べたい」としているすき家側であるが、一向に収まる気配のないこのワンオペ問題、果たして完全に解決される日は訪れるのだろうか。
文・山田浩一
【参照リンク】
http://www.sukiya.jp/
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