Filed under: 国際, カルチャー, 音楽

英音楽メディアNMEが「史上最低のカヴァー曲30選」という特集を掲載した。



「スーザン・ボイルのデペッシュモードのカヴァー「Enjoy The Silence」を超える酷いカヴァー曲がさらに30曲もある!」と弱冠煽り気味の記事だが、意外な人が歌うロックの有名曲が並んでいる。

1、Miley Cyrus - Smells Like Teen Spirit
マイリー・サイラスがライヴで披露したニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」を"ハンナ・モンタナによるシアトルへの嫌がらせ"と一蹴。

http://youtu.be/ySsbkLVuYOs


2、The Script - Lose Yourself
人気バンド、ザ・スクリプトが歌うエミネムの「Lose Yourself」は「エミネムが可愛そう過ぎる。マルーン5みたいな魔改造ヴァージョン」と皮肉。

http://youtu.be/8dAiCtnX1mw


3、Melanie C - Anarchy in the UK 1999
人気アイドル・グループだったスパイス・ガールズの元メンバー、メルCのセックス・ピストルズ「アナーキー・イン・ザUK」は"朝の腹筋運動ついでのようなゴミ 違った意味でアナーキーすぎる"と辛口

http://youtu.be/Mk11vitcFQo


4、Limp Bizkit - Faith
時代の流れを感じさせるのはリンプ・ビズキッドがジョージ・マイケルをカヴァーし大ヒットした「フェイス」。ラウド・ロックが人気だった当時は受け入れられていたスクリーモ気味の歌唱も"気持ち悪くなる位威圧的なアレンジ"と酷評している

http://youtu.be/l-EdCNjumvI


その他にもマドンナやセリーヌ・ディオンなども一刀両断。挙げられている最悪とされるカヴァーの多くが演奏や歌唱が酷いという訳ではなく、アイドルやポップ歌手に不釣合いなロックの名曲が多く「こいつにはこの曲を絶対歌って欲しくない!」という選者の怒りのようなものを感じさせるセレクションとなっている。

■参照リンク
30 worst cover versions of all time
http://www.nme.com/photos/30-worst-cover-versions-of-all-time/248365/1/1?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=worstcovers#1

Permalink

 | Email this | Comments

RSS情報:http://news.aol.jp/2014/10/10/worstcover/