NBAユタ・ジャズが10月7日、5歳の白血病の少年と1日だけ正式契約し、大きな話題となっている。
JPギブソンはユタ州レイトン在住の急性リンパ性白血病を2年前から患い現在も闘病している。父親同様ユタ・ジャズのファンで、バスケットボール選手になることが夢という彼だが、NBAの幼児向け公式チームに入団するには6歳以上という年齢制限があり、今回チームは特別に契約を結ぶことを決めたという。
チームは「ユタ・ジャズは、5歳のフリーエージェント・ガードJPギブソンと1日の契約を締結したことを発表します。ギブソンは、ユニフォーム姿で、エナジーソリューションズ・アリーナでの午後6時30分からの試合にベンチ入りします。またインタビュールーム(ルーム145)で午後5:30よりチームの代表、ランディ・リグビーとの契約にサインします。」とプロ選手と全く同じオフィシャルリリースを発表する粋な計らいの後、紫色のクレヨンで契約書にサイン。
シーズン前の紅白戦となる試合の第3クォーターに登場したJPはドリブルで駆け抜け、最後はチームメイトにリフトされ見事にダンクシュートを決め喝采を浴びた。
史上最年少のNBA選手となったJPギブソン。今回の試みはガンと闘う子供達を支援する「Anything Can Be」の活動の一環として行われたもの。支援団体はJPのプロさながらのブロマイド風の画像を作成し公開している。
【動画】http://youtu.be/78ClAp9oSaQ
JP asked us what time practice is tomorrow... Wasn't that a 24-hour contract @utahjazz ?