開催されるや実に様々なところから不満の声と数多くの疑惑が噴出し、10月4日の夜にすべての競技日程を終えて閉幕した『アジア大会』(韓国・仁川)について、大相撲の元横綱・朝青龍(ドルゴルスレン・ダグワドルジ)氏が激怒、そのツイートが話題となっている。
同氏が激怒し、憤怒のツイートを行ったのは、9月30日に行われたボクシング男子バンタム級の準々決勝でのこと。この試合において、モンゴルチームは自らの勝利を確信し、判定結果に対して納得がいかず、AIBAに異議の申し立てを行ったものの却下。激怒した同氏は、試合直後から怒りのツイートを日本語で投稿した。
「アジアゲーム仁川!ボクシング3ラウンドモンゴル勝っているのに韓国選手に手上がり!!キムチやろう!!」
その批判的なツイートの内容から推察するに、同氏の怒りは相当な様子。通常、この手の過激なツイートに対しては、むしろ、「批判した側が批判されて炎上」というのがこれまで数多く見られた展開だが、今回については相次ぐ「疑惑」に同様の怒りや不満を覚えたユーザーも多いのか、このツイートだけでも、瞬く間に2000件を超えるリツイートと、1000件を超えるお気に入り登録が行われるという事態に。
日頃は自らの境遇と経験を踏まえた上で、温厚な物腰のツイートや、日本とモンゴルの友好を呼びかける言葉も少なくない、元朝青龍・ダグワドルジ氏。現在のところ、同氏が行った一連のツイートに対し、批判的なコメントをぶつけているのはご当地・韓国のユーザーが大半で、その他の国の人々からは概ね肯定的な声が目立つ。
こんなところからも浮き彫りになりつつある、国際社会における「韓国の孤立化」。どうやらこの動き、極めて深刻な事態へと発展しそうな気配だ。
文・今岡憲広
■参照リンク
朝青龍ツイッター
https://twitter.com/Asashoryu/status/516847445230116864
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