人間、窮地に立たされたり、絶望させられたりすときこそ、その人の器量というものがよく顕れるというもの。予定していた飛行機に乗れず、空港で足止めを食ってしまったあるおじいちゃんの発言が、現在、ネット上で話題となっている。
テレビのニュース映像のなかに登場したこのおじいちゃん、アイスランドで起きた噴火の影響で、予定していたイタリアへの飛行機が欠航となり、どうやら空港で足止めを食ってしまった際に、たまたま取材に来ていたテレビカメラの前で感想を話したようなのだが、その際に彼の口から出た言葉は、「すべての道はローマに通じるというけど通じなかったキャンセル」というもの。このウイットに富んだコメントに、ネット上からは、
「こういう状況でもこんなこと言えるおじいちゃんの余裕が素敵すぎる」
「只者ではないな...」
「深いwwwwww」
「なんか外国人みたいなセンスでかっこいいなw」
「こういう年寄りになりたい」
「これが経験の差ってやつか」
「流石の切り返しだね」
...と、賞賛の声が。
その後、このおじいちゃんがイタリアへとたどり着けたのかは定かではないが、楽しく快適な空の旅を終え、無事に帰国されることを祈りたい。
文・今岡憲広
■参照リンク
参照元ツイート
https://twitter.com/Archangel_HT/status/513669127798390784
| Email this | Comments