9月27日午前11時53分頃、突如として噴火した御嶽山。発生当時、山頂付近にいたとされる約150人の登山客が巻き込まれ、今なお、懸命の捜索・救出活動が続けられているが、そんな御嶽山の噴火が発生する約1週間前の9月20日の朝9時頃、Yahoo!知恵袋に投稿された質問が、「噴火を予知していたのでは?」と、現在注目を集めている。
この質問は、「岐阜県御岳山の登山道で今回の噴火で影響がある道は有りますか?また噴火した場所に一番近くまで行くにはどの登山道がいいでしょうか? 私見ですがもう廃道になってますが旧湯川温泉山荘へ繋がる登山道が良いのではと思っていますが荒れ果てた山道どうなってるのかご存知の方みえますか?」という内容で、この質問者が「今回の噴火で」としているところから、回答者からも「今回とは何時の話?」と、質問当初は訝しがる声が寄せられていた。しかしその約1週間後、今回の噴火が発生している。
そのため、ネット上からは、
「さすが知恵......て9月20日!?」
「なにこれ、怖い」
「未来人かな?」
「怖ェよ・・・・」
「ヤフー知恵袋は怖い」
「本年9月1日から9月20日までの間に、御嶽山が噴火したのですか?それは 一体いつのことですか?」
...と、驚きや怯える声と共に、このユーザーが既に今回の噴火を予知していたのでは?というものや、今回の噴火の前に、その前兆となる小規模な噴火や、何かしらの兆候が、このユーザーによって確認されていたのではないか?といった数多くの声がネット上に巻き起こっている。
現実的に考えれば、専門家が予知できず、一般にも広くアナウンスされなかった今回の噴火について、いわゆる「超能力」的なもので、このユーザーが予知できていたとは考えにくいが、あるスレッドには、噴火発生の4日ほど前に撮ったという画像がユーザーによって投稿され、そこに映し出された白煙が、「噴火の前兆だったの では?」と見る向きもあるなど、その前兆について解明を求める声があがっているのも実情だ。
無論、現在は山頂付近に取り残された人々が無事に救出され、一刻も早く、火山活動そのものが沈静化することを祈るばかりであるが、今回Yahoo!知恵袋に寄せられた質問や、ネット上で指摘されているその他の前兆が、本当に何らかの形で噴火の予知に繋がるのであれば、今後、こうした事象についても、研究・考察していく必要性があるのかもしれない。
文・猪俣進次郎
■参照リンク
Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10135799815
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