かつて母親を暴行死させた男が、今度は父親を撲殺するという、いたましい事件が起きた。警視庁東大和署が9月16日、発表した。
東大和市の内装業・平賀一宏(41)は、9月16日の午前0時頃、借金などに関する話題から口論となり、同居中の父親(63)を殴打。左脳急性硬膜下血腫に見舞われた父親は、緊急搬送されるも病院で死亡、逮捕した同被疑者を、傷害から傷害致死容疑に切り替え、取調べを行っている。なお、同被疑者は2008年にも母親に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の容疑で逮捕されていることから、今回の事件により、父母2人を自らの手で死に追いやった疑いがもたれている。
「実の息子が両親を殴打して殺害する」というこのいたましい事件 に、ネット上からは、
「リアル家族狩りやんけ...」
「四十過ぎてなにやってんだよ...」
「考えたくないけど他人事じゃないよな」
「妻を殺されても息子と同居していた父親の気持ちは...」
「更正させるのが自分の務めだと思ってたんちゃうかな」
「悲しすぎる...」
...と、その衝撃的な内容から話題となったドラマ『家族狩り』になぞらえつつ、あまりに不幸な結末を迎えたこの一家に対して、複雑な想いを口にするユーザーも少なくない。
現在のところ、一体、どのような経緯でこ のような事態になったかなど、詳細な部分については不明な点も数多く存在しているが、血を分けた我が子に、時を経て父母が殺害されるというなんともいたましいその内容に、大きな波紋が広がっている。
文・山田浩一
■参照リンク
・ドラマ「家族狩り」公式サイト
http://www.tbs.co.jp/kazokugari/
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