昨今は 子供の誕生に際して、「キラキラネーム」「DQNネーム」と呼ばれる、実に個性的な名前をつける親が増えているが、そうした中、現在の「名づけトレンド」について語り合う「2014年名前ランキングがひどすぎる」というスレッドが話題となっている。
このスレッドでは、今年5月に、スマートフォンアプリ「無料 赤ちゃん名づけ」、WEBサイト「赤ちゃん名づけ実績No.1/無料赤ちゃん名づけ」を運営するリクルーティングスタジオが発表したアンケート結果や、毎年恒例となっている明治安田生命ランキングを引用しつつ、その傾向について想い想いのコメントが飛び交っているが、
「統計にならないくらい細分化してそうだな」
「あくあまりん(碧)wwwwwwwwwwwwww」
「陽太(さんた)が意味不明」
「キラキラネームじゃなくてバカ親ネームと言え」
「心桜(こころ、しおん)とかもはや意味不明じゃねーか」
「きゃろる(薫)ワロタ」
「夜 凛 太を使うだけでDQN認定されるスレなんだぜ」
「ポケモンがいるんだけど」
「親「読まれたら負けだと思ってる」」
...と、ランクインした名前の例について、どちらかと言えば批判的なコメントが目立っているようだ。なお、紹介されたランキングでは、女児側は1位「心桜」(こころ、しおん、など)、2位「惺梛」(せな、など)、3位「結愛」(ゆあ、こころ、など)、男児側は1位「陽翔」(はると、ひゅうが、など)、2位「葵」(あおい、めろん、など)、3位「蓮」(れん、れんれ)などといった、いずれも個性的な漢字を用いたものや、難しい読みのものが目立つ。
たしかに、こうした個性的な名前が広く用いられるようになってからというもの、様々な状況において、その読み方がわからないなどの問題も数多く発生するようになり、命名にあたっては、先々のことまで考えて慎重に行うべきとする声が目立つようになっている。また、昨年は静岡県の医師が、こうした名前について、緊急性を要する現場で不都合があるという旨のツイートを行い、物議を醸したこともあった。否定派・肯定派ともに、実に様々な意見が飛び交う中、その是非はともかく、今年から来年にかけて、一体どのような名前が主流となるのか、気になるところである。
文・葛西敦規
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