毎日忙しいハードワーカーは、年中行事など「オレには関係ねぇ」と目もくれず、ひたすら仕事に励んでいると思う。しかし、1年間で唯一、ハードワーカーたれども無視できない日が「敬老の日」である。プロのハードワーカーたるもの、人生の大先輩であり、偉大な先人であるシニアの方々を敬わずして、何をか言わんやである。
昨年から、9月の第3月曜日が「海老の日」に制定されたことは、当然ご存知だと思うが、同日は「敬老の日」でもある。祖父母をもてなし、日頃の感謝の気持ちを伝えようと考えている仕事人も多いと思うが、日々の業務に追われ、未だ計画が立てられていない人もいることだろう。そこで、今回おすすめしたいおもてなしスポットが、日帰りで帰ってこられる、日本一の売上を誇る海老名SAだ。
「敬老の日」に、あえて「海老の日」が制定されたのにはもちろん理由がある。海老は、髭が長く腰が曲がっていることから、昔から我が国では「長寿の象徴」とされており、縁起の良い食材として慣れ親しまれてきた。つまり、「敬老の日」に海老を食べることで、長寿を祈願するのだ。ハードワーカーとしては、元気に働かせてもらっているお礼として、祖父母をおもてなししないわけにはいかない。
海老名SAは、高速道路にあるサービスエリアの中で、日本一の売上を誇る名物盛りだくさんのサービスエリアだ。下り方面の海老名SAで販売されているメロンパンの知名度は言わずもがなだが、妙味に富んだ食べ物はそれだけではない。同サービスエリア内の限定メニューをはじめ、海老名だけに「海老」にちなんだ絶品グルメが数多く販売されているのだ。今回紹介するのは、上り方面にある名店とその絶品の数々だ。
軽食として食べたい人におすすめなのが次のメニュー。HokoneBakeryの「海老名カレーパン」(285円)、とんかつ和幸の「ジャンボ海老フライ」(800円)、くくるの「海老多幸(たこ)焼き」(640円)、PAOPAOの「エビシューマイ」(310円)だ。
がっつり食べたい人には、大山の「えびつけめん」(900円)、桜えびの揚げ玉がたくさん入った箱根山の暁そばの「ぶっかけそば」(780円)。
お土産を購入したい人には、旬粋の「香ばし海老煎餅」(486円)、頑固市場の「海老三昧」(802円)などなど。
なお、同サービスエリアでは、地元の人間も来場できるように、2011年12月からバスに乗って一般道からでも訪れることができるようになった。即ち、車を持っていない人でも、電車とバスを乗り継げばショッピングモールのように名店とグルメを味わうことができるというわけだ。
9月15日の敬老の日は、海老名サービスエリアで海老尽くしの絶品グルメのおもてなしで決まりだ。祖父母をドライブに連れ出し、孝行しよう!
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